立川市議会 > 2004-03-26 >
03月26日-05号

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  1. 立川市議会 2004-03-26
    03月26日-05号


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    平成16年  3月 定例会(第1回)  平成16年          立川市議会会議録(第5号)  第1回定例会3月26日(第5日) 出席議員(32名)        1番   早川 輝君        2番   堀江重宏君        3番   五十嵐けん君        4番   岩元喜代子君        5番   伊藤幸秀君        6番   梅田春生君        7番   古屋直彦君        8番   中山ひと美君        9番   須﨑八朗君       10番   若松貞康君       11番   清水孝治君       12番   佐藤寿宏君       13番   米村 弘君       14番   田中清勝君       15番   坂下かすみ君       16番   中山静子君       17番   堀 憲一君       18番   大沢 豊君       19番   小玉博美君       20番   上條彰一君       21番   戸井田春子君       22番   志沢 実君       23番   矢島重治君       24番   矢口昭康君       25番   中島光男君       26番   堤 保有君       27番   守重夏樹君       28番   太田光久君       29番   田代容三君       30番   豊泉利夫君       31番   牛嶋 剛君       32番   志村真次郎君説明のため会議に出席した者の職氏名   市長        青木 久君   助役        豊田和雄君   企画部長      越川康行君   企画課長      澤 利夫君   財政課長      川嶋幸夫君   総務部長      大霜俊夫君   総務課長      堅田和男君   秘書課長      毛塚 勉君   文書課長      佐藤達夫君   市民部長      大貫忠浩君   文化児童部長    吉岡正生君   福祉保健部長    羽生凱哉君   都市建設部長    増岡利一君   環境下水道部長   小野 勉君   公営競技事業部長  高松忠勝君   教育長       大澤祥一君   教育次長      栗原 聰君会議に出席した事務局職員の職氏名   事務局長      鶴田国士君   事務局次長     中居久良君   議事係長      五十嵐 誠君   調査係長      江元哲也君   主事        大串勝美君議事日程    1 議案第43号 平成15年度立川市一般会計補正予算(第7号)    2 議案第44号 平成15年度立川市特別会計競輪事業補正予算(第3号)    3 議案第45号 平成15年度立川市特別会計国民健康保険事業補正予算(第2号)    4 議案第46号 平成15年度立川市特別会計下水道事業補正予算(第2号)    5 議案第51号 立川市公共下水道西砂川雨水第1幹線築造第8期工事請負変更契約    6 議案第52号 立川市公共下水道西砂川雨水第7幹線築造工事請負変更契約    7 議案第47号 平成15年度立川市特別会計駐車場事業補正予算(第1号)    8 議案第48号 平成15年度立川市特別会計診療事業補正予算(第1号)    9 議案第49号 平成15年度立川市特別会計老人保健医療事業補正予算(第2号)   10 議案第50号 平成15年度立川市特別会計介護保険事業補正予算(第4号)   11 議案第53号 立川市印鑑条例の一部を改正する条例   12 総務委員会審査意見報告       議案第11号 立川競輪場賃貸契約       議案第42号 立川市組織条例の一部を改正する条例       請願第1号 政党助成金制度の廃止の意見書提出に関する請願       請願第4号 日米地位協定改正についての請願   13 厚生産業委員会審査意見報告       請願第5号 安心して老後を暮らせるように公的年金制度確立を願う請願   14 環境建設委員会審査意見報告       議案第12号 立川市道中54号線の廃止について       議案第13号 立川市道中55号線の廃止について       議案第14号 立川市道中57号線の廃止について       議案第15号 立川市道中58号線の廃止について       議案第16号 立川市道中59号線の廃止について       議案第17号 立川市道1級21号線の認定について       議案第18号 立川市道1級22号線の認定について       議案第19号 立川市道1級23号線の認定について       議案第20号 立川市道中54号線の認定について       議案第21号 立川市道中58号線の認定について       議案第22号 立川市道中139号線の認定について       請願第6号 独立行政法人都市再生機構法に対する国会の附帯決議の全面実現を要請する意見書提出に関する請願       請願第7号 東京都住宅供給公社住宅の家賃値上げ反対についての請願   15 文教委員会審査意見報告       請願第2号 「日の丸・君が代」の押しつけ反対に関する請願       請願第3号 教育基本法の改悪反対の意見書提出に関する請願   16 予算特別委員会審査意見報告       議案第2号 平成16年度立川市一般会計予算       議案第23号 立川市市民体育館条例の一部を改正する条例       議案第24号 立川市学習等供用施設条例の一部を改正する条例       議案第26号 立川市公園条例の一部を改正する条例       議案第27号 立川市事務手数料条例の一部を改正する条例       議案第28号 立川市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例       議案第35号 立川市行財政問題審議会条例の一部を改正する条例       議案第36号 立川市公共施設整備基金条例の一部を改正する条例       議案第37号 立川市地域づくり振興基金条例       議案第38号 立川市非常勤職員給与等支給条例の一部を改正する条例       議案第39号 立川市実費弁償条例の一部を改正する条例       議案第29号 立川市学童保育所条例の一部を改正する条例       議案第30号 立川市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例       議案第31号 夢育て・たちかわ子ども21プラン策定市民委員会条例       議案第32号 立川市中小企業事業資金助成条例の一部を改正する条例       議案第40号 立川市消防団員の任用、給与、分限及び懲戒、服務等に関する条例の一部を改正する条例       議案第41号 立川市図書館条例の一部を改正する条例       議案第3号 平成16年度立川市特別会計競輪事業予算       議案第4号 平成16年度立川市特別会計国民健康保険事業予算       議案第33号 立川市国民健康保険条例の一部を改正する条例       議案第5号 平成16年度立川市特別会計下水道事業予算       議案第6号 平成16年度立川市特別会計駐車場事業予算       議案第7号 平成16年度立川市特別会計診療事業予算       議案第8号 平成16年度立川市特別会計受託水道事業予算       議案第9号 平成16年度立川市特別会計老人保健医療事業予算       議案第10号 平成16年度立川市特別会計介護保険事業予算   17 議員提出議案第1号 65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書   18 議員提出議案第2号 食の安全確保と食糧自給率の向上を求める意見書   19 議員提出議案第3号 地域における雇用対策の拡充強化を求める意見書   20 議員提出議案第4号 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」の改正を求める意見書   21 議員提出議案第5号 日米地位協定の抜本的見直しに関する意見書   22 議員提出議案第6号 独立行政法人都市再生機構法に対する国会の附帯決議の全面実現を要請する意見書   23 立川市選挙管理委員会委員及び補充員選挙   24 委員会の継続審査の申し出について       請願第10号 固定資産税における償却資産に関する意見書提出の請願       請願第11号 都市計画税の軽減措置を求める請願       請願第12号 小規模非住宅用地の固定資産税・都市計画税の減免措置を求める請願       請願第3号 「路上喫煙及びポイ捨てを禁止する条例」制定に関する請願       請願第8号 浜岡原発震災を未然に防ぐことに関する請願       請願第10号 浜岡原発の運転停止を求める請願       請願第11号 (仮称)立川メッセ・ひこーき館建設に関する請願       請願第12号 都市計画税の軽減措置を求める請願       請願第13号 公共事業における賃金等確保条例(公契約条例)制定にむけた請願       請願第9号 中央防災会議に浜岡原発震災専門調査会の設置を求める意見書に関する請願       請願第8号 八ッ場ダム建設見直しの意見書提出を求める請願       請願第4号 西砂川地域に市民体育館の建設に関する請願議事日程(2)    1 議員提出議案第7号 立川市議会委員会条例の一部を改正する条例本日の会議に付した事件 議事日程第1から第24まで及び議事日程(2)第1。   〔開議 午前11時40分〕 ○議長(牛嶋剛君) ただいまから平成16年第1回立川市議会定例会を再開いたします。 初めに、議会運営委員長より報告を願います。米村委員長。 ◆13番(米村弘君) それでは、本日の議事日程について御報告申し上げます。 日程第1から第11は、過日、追加送付されました一般会計と特別会計の補正予算、契約及び条例の議案でございます。 日程第1から第3については順次上程し、順次議決願います。 日程第4から第6につきましては、特別会計下水道事業の補正予算と、それに関連します工事請負変更契約の2件でございます。一括上程し、それぞれ議決願いたいと思います。 日程第7から第11までは、順次上程し、順次議決願いたいと思います。 次の日程第12から第16は、各委員会の審査意見報告でございます。これにつきましても、順次上程を願いたいと思います。 次の日程第17から第22は、議員提出議案の意見書でございます。順次上程し、順次議決願いたいと思います。 日程第23は、立川市選挙管理委員会委員及び補充員選挙でございます。選挙の方法につきましては、指名推選でお願いいたしたいと思います。 最後の日程第24は、各委員会から継続審査の申し出がなされております、請願12件を諮っていただくものでございます。上程願いたいと思います。 また、本日の日程第12の総務委員会審査意見報告にございます議案第42号 立川市組織条例の一部を改正する条例が可決されますと、これに伴い、立川市議会委員会条例の改正が必要となりますので、議員提出議案として議事日程(2)の事件として日程に追加し、日程第22に引き続き御審議を願いたいと考えております。 本日の議事日程は以上でございます。議事の運営に御協力をお願い申し上げまして、議会運営委員会からの報告といたします。 ○議長(牛嶋剛君) 報告は以上のとおりであります。議事の運営につきましては、よろしく御協力のほどお願いいたします。 これより本日の会議を開きます。  ------------------- △日程第1 議案第43号 平成15年度立川市一般会計補正予算(第7号) ○議長(牛嶋剛君) 初めに、日程第1 議案第43号 平成15年度立川市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(青木久君) 議案第43号について御説明いたします。 本案は、平成15年度立川市一般会計補正予算(第7号)であります。 今回の補正額は7,516万4,000円の減額で、補正後の歳入歳出予算の金額は583億5,894万2,000円となります。 補正の内容を御説明いたしますが、今回の補正予算は年度末の補正であり、契約差金など不用見込み額の減額や、一部予算不足に対応するための増額を、歳入では歳出予算の増減に伴う国・都支出金・市債等の補正を計上しております。 それでは、歳出から御説明いたしますので、補正予算事項別明細書の25ページをお開きください。 議会費の一般事務に要する経費は、臨時会の開催などにより、会議録等の印刷製本費や筆耕翻訳料に不足が見込まれますので、補正するものであります。 総務費の総務管理費、一般管理費、人事管理に要する経費の退職手当については、普通退職者が当初予算計上人員を上回る見込みのため、所要見込み額を増額するものであります。 災害補償費は、平成14年8月に発生した陸上競技場での事故による臨時職員への見舞金を、立川市非常勤職員公務災害補償条例に基づき支出するものであります。 窓口サービスセンターに要する経費の委託料と自動交付機システム機器リース料は、契約差金を減額するものであります。 文書管理に要する経費の複写機等借上料は、入札事件再発防止調査委員会の開催等により作成資料が増加したため、所要見込み額を補正するものであります。 備品購入費は、契約差金を減額するものであります。 入札事件再発防止調査委員会に要する経費の委託料は、総務部長逮捕後に実施した追加調査等に要する経費を補正するものであります。 27ページをお開きください。 財産管理費、財産管理に要する経費の光熱水費は、節減等により不用額が見込まれますので減額するものであります。 修繕料と手数料、備品購入費、次の企画費、情報管理に要する経費の委託料は、組織改正に伴う部署の移動や名称変更等に対応するため補正するものであります。 戻っていただきまして、財産管理に要する経費の工事請負費は、工事予定個所の施工を次年度以降に見送ることとしたため減額するものであります。 積立金は、本補正予算の歳入に計上してあります土地売払収入を庁舎建設等基金に、一般寄附金の一部を地域文化振興基金に積み立てるものであります。 企画費の長期総合計画策定に要する経費の委託料は、契約差金を減額するものであります。 防災対策費、防災対策に要する経費の修繕料は、固定系防災無線親局の機器が老朽化により誤作動する可能性があるため修繕するもので、別途、繰越明許費の補正をお願いしております。 交通安全対策費、自転車対策に要する経費の工事請負費は、契約差金を減額するものであります。 29ページをお開きください。 市民会館費は、財源充当補正であります。 地域振興費、自治会等の振興に要する経費の集会施設補助金の減額は、申請の減によるものであります。 諸費、国都支出金等の精算返還金に要する経費の返還金は、老人保健事業費国庫負担金など3事業について、平成14年度事業実績報告に基づき、国及び東京都に返還するものであります。 徴税費、賦課徴収費、市税収納事務に要する経費の償還金利子及び割引料は、法人市民税等の還付金に不足が見込まれますので補正するものであります。 戸籍住民基本台帳費住民基本台帳ネットワークシステムに要する経費の消耗品は、住民基本台帳カードの購入を周辺4市で共同で実施したことにより、予定単価を下回ることができたことなどから、不用額を減額するものであります。 使用料及び賃借料は、契約差金を減額するものであります。 統計調査費、指定統計調査費、住宅・土地統計調査に要する経費の報酬は、調査が完了しましたので、不用額を減額するものであります。 31ページをお開きください。 民生費、社会福祉費、社会福祉総務費、福祉団体等に要する経費の立川市社会福祉協議会運営費補助金は、14年度の精算に伴う不足額等を交付するものであります。 高齢者在宅サービスセンター等緊急整備支援事業補助金は、法人からの要望額が当初予算額を下回ったため減額するものであります。 地域福祉推進に要する経費の報償費は、策定委員会の委員謝礼単価について、市民が参加する審議会等の運営のあり方に基づき見直し、不用額を減額するものであります。 委託料は、契約差金を減額するものであります。 繰出金は、別途お願いしております特別会計国民健康保険事業の補正予算に対応するものであります。 積立金は、本補正予算の歳入に計上してあります一般寄付金の一部を積み立てるものであります。 身体障害者福祉費、心身障害者の援護に要する経費の委託料は、費用の一部が支援費制度により支出されることになったため減額するものであります。 重度心身障害者(児)日常生活用具等に要する経費、心身障害者手当等支給に要する経費、心身障害者ホームヘルプに要する経費、33ページの心身障害者保養施設に要する経費、心身障害者住宅対策に要する経費の各項目は、それぞれ利用者や支給対象者に増減がありますので、所要見込み額を補正するものであります。 戻っていただきまして、在宅心身障害者(児)緊急一時保護事業に要する経費の報償費は、支援費制度導入にあわせて利用方法を変更したため減額するものであります。 知的障害者福祉費、知的障害者援護に要する経費の更生援護施設措置費は、費用の一部を支援費制度により支出されることになったため減額するものであります。 生活寮運営と生活寮家賃助成は、利用者が予定より下回る見込みのため減額するものであります。 高齢者福祉費、高齢者の援護等に要する経費の委託料は、措置費単価の改定と入所者が予定を下回ったため、またひとり暮らし高齢者対策等に要する経費と高齢者住宅対策に要する経費、35ページの高齢者生活支援事業に要する経費、介護保険事業に要する経費の扶助費の各項目は、それぞれ利用者が予定より下回る見込みのため減額するものであります。 戻っていただきまして、老人医療に要する経費の委託料の減額は、高額医療費支給事務共同電算処理単価の減によるものであります。 また、繰出金と35ページの介護保険事業に要する経費の繰出金は、それぞれ別途お願いしております特別会計老人保健医療事業及び介護保険事業の補正予算に対応するものであります。 高齢者生きがい対策費は、財源充当補正であります。 児童福祉費、児童福祉総務費、子ども家庭支援センターに要する経費の委託料は、子どもショートステイ事業の利用者が増加したため、所要見込み額を補正するものであります。 乳幼児医療費助成事業に要する経費の扶助費は、対象者が予定より下回る見込みのため減額するものであります。 児童育成費、保育の実施に要する経費の保育所運営と家庭福祉員運営の委託料は、児童数の変動などにより不用額が見込まれますので減額するものであります。 児童手当支給に要する経費の扶助費は、受給者が予定より下回る見込みのため、減額するものであります。 保育園費、市立保育園運営に要する経費は、産休取得者の増加などにより代替保育士の賃金に不足が見込まれますので、所要見込み額を補正するものであります。 37ページにわたりますが、児童館費、学童保育所に要する経費の光熱水費、電話料、ごみ収集手数料は、所要額に不足が見込まれますので、増額するものであります。 また、消耗品費と備品購入費は、16年度に幸学童保育所など5カ所の定員を拡充するため、テーブル等を整備するものであり、別途、繰越明許費の補正をお願いしております。 青少年対策費は、財源充当補正であります。 衛生費、保健衛生費、保健費、妊産婦・乳幼児健康診査に要する経費と、39ページにわたりますが、予防費、予防接種に要する経費、老人保健事業に要する経費、健康診査に要する経費の各項目は、受診者等の状況により所要額に過不足が見込まれますので、それぞれ増減額するものであります。 機能訓練事業に要する経費の委託料は、契約差金等を減額するものであります。 葬祭費、斎場の維持管理に要する経費の工事請負費は、契約差金を減額するものであります。 清掃費、ごみ処理費、ごみ収集に要する経費とごみ減量に要する経費、総合リサイクルセンターに要する経費の備品購入費は、それぞれ契約差金を減額するものであります。 ごみ処理に要する経費の光熱水費と総合リサイクルセンターに要する経費の委託料は、処理量の増加等により所要額に不足が見込まれますので、補正するものであります。 ごみ減量に要する経費の補助金は、市民団体等による資源回収実績が予定より上回る見込みから増額するものであります。 41ページをお開きください。 労働費、労働諸費、就労支援対策等に要する経費の委託料は、契約差金を減額するものであります。 補助金は、アクティブシニア就業支援事業を15年9月から実施する予定で予算化しましたが、国の事業認可がこの2月末となったため減額するものであります。 勤労者福利厚生の支援に要する経費の補助金は、国庫補助対象経費の見直しにより、国庫補助金が減額となったため、同額を減じるものであります。 その他の報償費は、対象者の減少により不用額が見込まれますので、減額するものであります。 商工費、商工業振興費、ビジネス総合支援に要する経費の委託料は、契約差金を減額するものであります。 商業振興に要する経費の補助金は、東京都島嶼振興公社による物産店の出店予定が4月以降となり、不用額を減額するものであります。 観光費、観光振興に要する経費の工事請負費は、契約差金を減額するものであります。 土木費、道路橋りょう費、道路維持費は、財源充当補正であります。 43ページをお開きください。 道路新設改良費は、市道新設改良事業に要する経費のうち、市道2級21号線改良事業の公有財産購入費は、平成11年度及び13年度に立川市土地開発公社が取得した事業用地の買い戻しを行うものであります。 物件補償費は、補償代行工事に振りかえて実施したため、不用額を減額するものであります。 市道新設改良事業の公有財産購入費は、市道隅切り用地買収が、当初の予定を下回る見込みのため減額するものであります。 バリアフリー化推進事業と市道1級15・16号線改良事業の工事請負費は、契約差金を減額するものであります。 市道北31号線改良事業の工事請負費の減額は、上水道との合併施工により経費節減を図ったものであります。 都市計画費、都市計画総務費の負担金は、JR中央線三鷹駅立川駅間連続立体交差事業の今年度の事業費が確定しましたので、不足額を補正するものであります。 土地区画整理費、南口土地区画整理事業に要する経費と北口土地区画整理事業に要する経費の各項目は、契約差金等を減額するものであります。 45ページをお開きください。 街路事業費、街路整備事業に要する経費の工事請負費は、契約差金を減額するものであります。 委託料と公有財産購入費等は、国庫補助金の内示額が予定を下回ったため減額するものであります。 公園費と緑化費は、財源充当補正であります。 住宅費、借上住宅に要する経費の委託料は、契約差金を減額するものであります。 消防費、常備消防費、消防事務委託に要する経費の委託料は、今年度の事業費が確定し、不用額が生じましたので減額するものであります。 非常備消防費、消防団に要する経費の修繕料は、出初式を都市軸で実施したことから、校庭補修費が不用となりましたので、減額するものであります。 自動車管理に要する経費の修繕料は、契約差金を減額するものであります。 47ページにわたりますが、教育費、教育総務費、教育委員会費、一般管理に要する経費の消耗品費は、市内に在住・在学する小学生の登下校時の安全対策として防犯ブザーを貸与することとし、所要見込み額を補正するものであり、別途繰越明許費の補正をお願いしております。 教育指導費、教育研究・教育指導に要する経費の委託料は、契約差金を減額するものであります。 小学校費、学校管理費は、財源充当補正であります。 教育振興費、普通教育振興に要する経費と心身障害教育振興に要する経費の各項目は、契約差金を減額するものであります。 学校建設整備費の役務費は、校具の運搬が不用となりましたので、また、工事請負費は契約差金を減額するものであります。 中学校費、学校管理費、学校運営に要する経費と、49ページの教育振興費、普通教育振興に要する経費の各項目は、いずれも契約差金を減額するものであります。 学校保健体育費、学校給食に要する経費の賃金と委託料は、給食日数の増加により所要額に不足が見込まれますので、補正するものであります。 学校建設整備費の役務費は、校具の運搬が不用となりましたので、また、委託料と工事請負費は、契約差金を減額するものであります。 社会教育費、社会教育総務費は、財源充当補正であります。 公民館費、公民館事業に要する経費の委託料は、契約差金を、また、公民館の維持管理に要する経費の光熱水費は、節減等により不用額が見込まれますので、それぞれ減額するものであります。 図書館費と51ページの幼稚園費は、財源充当補正であります。 公債費、利子の減額は、平成14年度借入債の利率か予定より下回ったこと、歳計現金の不足に対処するための一時借り入れが少額であったことにより、不用見込み額を減額するものであります。 予備費は、未充当分の一部を減額するものであります。 以上で歳出の説明を終わり、歳入について御説明いたしますので、前に戻りまして13ページをお開きください。 地方消費税交付金と自動車取得税交付金は、東京都からの交付見込み額に基づき増額するものであります。 地方特例交付金は、国の交付決定により一部が減税補てん債に振りかえられたため減額する一方、市債の減税補てん債を増額するものであります。 分担金及び負担金の社会福祉費負担金と児童福祉費負担金は、歳出予算で御説明しましたように、児童数の変動などによるものであります。 使用料及び手数料、使用料、総務使用料の増額は、市民会館大ホールの貸し出し等の増加によるものであります。 道路橋りょう使用料の道路占用料の増額は、占用料の改定等によるものであります。 住宅使用料の減額は、市営北一番住宅の整備に向け、計画的に空き家を確保することとしたため、減収となるものであります。 手数料、総務手数料の減額は、住民基本台帳カードの発行数が当初見込みを下回ることによるものであります。 衛生手数料のごみ処理の増額は、事業系ごみ搬入量の増加等によるものであり、せん定枝受け入れは、搬入量が当初の見込みを下回るため減額するものであります。 15ページから19ページにわたりますが、国庫支出金及び都支出金の各項目は、それぞれ負担金等の額の決定や、歳出予算の補正に伴い増減するものであります。 財産収入、財産売払収入の土地売払収入は、南口土地区画整理事業用地や廃水路敷など6件の売り払いであります。 寄附金については、個人、団体等からそれぞれ寄附がありましたので、補正計上するものであります。 21ページをお開きください。 繰入金は、歳出で御説明しましたJR中央線三鷹駅立川駅間連続立体交差事業に充当するため、鉄道連続立体交差化整備基金から繰り入れるものであります。 繰越金は、補正の所要財源として充当するものであります。 諸収入、競輪事業収入は、別途お願いしております特別会計競輪事業の補正に対応し、減額するものであります。 受託事業収入の減額は、市外受託児童数の減少によるものであります。 雑入の有価物売払は、総合リサイクルセンターで回収した紙類等の売却単価、売却量の増によるものであります。 大山団地再生環境整備費都住宅局負担分は、東京都住宅局の負担額の決定により減額するものであります。 国民健康保険事業会計保健事業負担金は、別途お願いしております特別会計国民健康保険事業の補正に対応し、減額するものであります。 23ページにわたりますが、市債については、事業費や国・都補助金の変更に伴うものなどが主な内容であります。 以上で歳入の説明を終わりますが、歳入歳出予算の補正のほかに、別途繰越明許費等の補正をお願いしておりますので、前に戻りまして5ページをお開きください。 まず、第2表の繰越明許費補正ですが、入札・契約制度調査及び分析業務は、監査法人からの報告書の提出が年度内には困難なため、翌年度に繰り越すものであります。 固定系防災無線親局修繕は、機器類の製造に時間を要し、年度内の執行が困難なため、翌年度に繰り越すものであります。 柴崎福祉会館冷温水器分解点検整備は、利用者への影響を考慮し、執行を翌年度に繰り越すものであります。 学童保育所事業用消耗品と角型テーブルの購入及び防犯ブザーの購入は、納品までに一定の期間が必要となるため、翌年度に繰り越すものであります。 最後に、地方債の補正をお願いしておりますので、6ページをお開きください。 先ほど、歳入の市債で御説明しました理由により、限度額等を補正するものであります。 以上、よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(牛嶋剛君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 暫時休憩いたします。   〔休憩 午後0時6分〕  -------------------   〔開議 午後1時10分〕 ○議長(牛嶋剛君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--中山ひと美議員。 ◆8番(中山ひと美君) 47ページの教育委員会費の防犯ブザーの購入について、何点かお尋ねいたします。 12月の議会におきまして要望いたしました防犯ブザーの貸与の実現に当たりまして、大変うれしく思っております。ありがとうございます。 補正予算ということで、新学期に間に合うのかなとは思うんですが、このタイミングについてもとてもうれしく思っております。予算がついたということですので、次の段階にいかなければならないと思いますので、二、三質問させていただきます。 まず、小学生全員に貸与ということなんですが、公立校に通っている子もいれば、私立校に通っているお子さんもいらっしゃるわけでして、その辺の対応はどうなっているのか、お尋ねいたします。 それから、防犯ブザーの貸与ということは、子どもたちが自分の身を守るための手段でありまして、これからがとても大事な時期かなと思っております。本人はもとより、保護者、地域の方々、学校などの協力が不可欠になってまいります。子どもたちがSOSを出したときに、周りにいる人たちがどのような対応または対処をするか、同じ認識が必要であると思いますが、このような指導とか対処はどうやっていこうと思っているのか、お尋ねいたします。 先ほどの市長の説明にもありましたが、購入に日程がかかるということで補正に回ったということなんですが、発注は間に合うのか、どのようになるのか、ちょっと教えてください。 それから、広報でのPR、それから、これは地域というのは警察とか郵便局の配達の方々とか、それから、わんわんパトロールの方、それから、子ども100番、すべて広くいえば立川市民全員が同じ認識を持っていただけると、子どもたちだけではなくて、やはりまちの防犯にもつながると思いますので、その辺の対応はどうされていくのか、お尋ねしたいと思っております。 立川市には、広報紙がありまして、たっちもあるわけですよね。6月と12月に、年2回発行ということで、このことについての特集といいますか、少し詳しく、こういうことで皆さんの協力も必要ですよという、そういうような感じの情報紙の発行は考えておられるのかもお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎教育次長(栗原聰君) それでは、防犯ブザーの件につきましてお答えいたします。 まず、私ども考えておりますのは、小学生は市内の小学生を対象にしておりまして、市内の市立小学校に通っている1年生から6年生、それから、市内居住の私立小学校の通学者、それから、市内に在住の方で、各種学校の小学部というんでしょうか、そちらへ通っている方、この方たちに配布をしたいということです。 市立の学校につきましては、各学校を通して使い方等を指導しながら貸与していくということ。それから、市内にある各種学校の小学部会につきましても、直接学校へ伺いまして、やはり指導、扱い方、そういったものを教えていきながら配布すると。それから、市内居住の私立の学校へ行っている方につきましては、この方につきましては、保護者の方へ何らかの形で連絡を直接とりまして、申請をしていただくと。申請の段階でお渡しできるような形をしたい、このように思っております。 それから、これはただ貸与すればそれで済むということじゃありませんで、やはりまち全体で子どものためにどのような安全な取り組みをしていくのか、その一つであるわけであります。したがいまして、私の方では、教育委員会としましては、ここで防犯ベルを貸与いたしますが、やはり学校の防犯設備の関係、あるいは学校におきまして安全指導、訓練、それから校内の巡回、そういったこと、それから、学校対策としましては集団登下校の励行、そういったようなことをしていきますし、またPTAにおきましては、校外安全指導、自転車等のパトロールをやっておりますが、こういったことの協力をいただく。 それから、青少年地区委員会の関係では子ども110番、それから、さわやかあいさつ運動、パトロール、そういった居場所づくり、こういったことにかかわっていただいております。そういった方にも周知をしていきたいと。また、警察におきましては、パトロールの強化、そういったこともお願いしてまいりたいと。 それから、やはりもう一つは、家庭においてどのようにその安全指導をしていただくか、子どもにとって、それをやはり投げかけをしなければいけないと思っています。これは今までもやっているわけでありますけれども、この部分がやっぱり欠けますと、全体的に効果は上がらないだろうと、このように思っております。 それから、あと、全体の安全取り組みとしましては、そのほかに補導連絡会、各中学校区にあります、そういった形では保護司ですとか児童民生委員、そういった方とのやはり周知も図ってまいりたいと、このように思っております。 それから、広報の関係でございますが、私の方は4月号の市の広報にはまず、内容的なものあるいは申請等についてのお知らせをしたいと思いますし、全体の安全対策につきましては、たっち等を今後も活用しながらPRをしてまいりたいと、このように思っております。 納品でございますが、これは、きょう仮に補正予算をお認めいただければ、直ちに契約課の方と調整しまして入札をするわけでありますけれども、多分現在、各市で引き合いがあるようでございますので、それは業者選定後になりますが、早くて4月中、場合によっては在庫との関係によりますと、5月に入るかもしれませんが、早い時期に私ども入れてもらいたいと、このように思っております。 以上です。 ○議長(牛嶋剛君) 中山ひと美議員。 ◆8番(中山ひと美君) 今の答弁をいただきまして、ちょっと安心をしました。 とにかくこれは一つの手段でありまして、各学校でかなりPTAの方が、防犯のことにつきましては、警察の協力を得て、講座をよくやっております。私も、1度、聞きに行ったんですけれども、防犯ブザーの説明がなかったので、一応今度、項目に入れてくださいというお願いはしたんですけれども、やはり子どもたちに一番意識させなきゃいけない。いたずらに使ってはいけない。そういうこともやっぱりまず子どもたち、そして保護者もそれは一緒に参加をした会でしたので、逆に教育委員会の方から、しっかりとそれを啓発させていただいて、各学校1回は必ずやってくださいと。これって1回やると終わってしまうと、本当にまた忘れてしまう部分もありますので、何かの機会がありましたから、こういうふうにやっていますよという、やっぱりアピールしていただいて、本当にこれ一生懸命補正予算でやっていただいたのであれば、いかに有効に使えるかと、それを努力していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。要望です。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--伊藤議員。 ◆5番(伊藤幸秀君) それでは、2項目ほどお聞かせいただきたいんですが、初めに、33ページの高齢者の援護等に要する経費で、この入所援護措置あるいは老人福祉法措置による委託料が減額という形でなっているわけですけれども、当初の見込みからどの程度この入所あるいはこういう措置をされてきたのか、またその内容を差しさわりのない範囲で結構でございますから、おわかりになりましたらお示しをいただきたいと思います。 それから、もう1点は、今もございましたけれども、防犯ブザーのことでございます。 今、お答えの中で大分わかったんですけれども、一つは、ブザーの形態というのはどういうものを考えていらっしゃるか。防犯ブザーといってもいろいろとあるようでして、私も幾つかのお店に行って見てきたんですが、大きくはひもを引っ張って音を出すものと、それから、指でボタンを押して音を出すものと、こういう2種類に分かれるようであります。その辺、どういうふうにお考えか。 それから、これは、今回小学校1年生から6年生までということでありますけれども、来年度以降、毎年新入生が入ってくるわけでありますけれども、その辺についてはどうお考えか。 それから、小学生だけではなくて、中学生もというような声もあるようでありますけれども、この辺についてはどうお考えかということ。 それから、これは教育委員会がつかんでいる範囲で結構ですけれども、やはり全国的には非常に連れ去り事件というのが頻発をしているわけでありまして、市内のそういう管内で小学生、中学生を対象としたそういう事件あるいは当然大きな事件はないのは当然だと思うんですが、未遂とかあるいはそれにかなり近いような情報がもしお持ち合わせでしたら、お聞かせをいただきたいと思います。 それから、もう1点、今も若干ありましたが、もう少し具体的にお聞かせいただきたいんですけれども、このブザーの説明というものはどの程度までやられるというお考えなのか。要するにブザーそのものの説明というものなのか、それとももう少しこの機会をチャンスにして、ロールプレーイングとかあるいはキャップに近い、そういったものも含めた形で教育委員会としてはお考えなのか、その辺お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(牛嶋剛君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(羽生凱哉君) 高齢者にかかわります措置の関係でございますが、一つ目の入所措置援護にかかわりましては、これは予算現額で9,218万5,000円組んでいましたが、今回、8,718万5,000円あれば足りるという状況の中で、500万ほど減額しております。この大きな理由は、各施設の老人保護措置の事務費の単価が下がったと、これが一つでございます。 それから、もう一つは、老人福祉法による措置の関係で、これ200万円ほど減額しておりますが、補正前の予算としましては223万6,000円組んでおりましたが、決算見込みでは23万6,000円だけあればいいと、そういったことで、大半の200万円を減額していきたいと。 これの主な理由としましては、今現在の実績としましては、在宅系の措置では1名、施設系の措置では1名、計2名しかいませんで、利用者の見込みが大幅に下回ったと、そういう状況でございます。 以上です。 ○議長(牛嶋剛君) 教育次長。 ◎教育次長(栗原聰君) 防犯ブザーの形態ですが、こういう胸かけ式でございます。これで引っ張ると鳴るということで、これにつきましては、校長会に、私どもの方でお話をしまして、どういう機種がいいのか、サンプルをたしか5種類ぐらいですか、お見せして、それで選定をしてもらったものであります。 それから、新入生には、もちろん対応していきたい、小学校の新入生には対応していきたいと思っております。 それから、中学生でございますが、中学生につきましては、自己判断力を有しておりますし、みずから身を守る手段を比較的備えている年齢層と考えておりますので、まずは家庭において安全管理について十分話し合い、それが必要な対応をとることがより効果的であろうということで、今回は対象から外しております。これにつきましては、当面そのような考えを持っております。 それから、不審者の情報でございますが、昨年の4月からことしの2月まで33件ほど私の方では、学校等からの連絡で把握しております。内容につきましては、不審な男に後をつけられた、あるいは声をかけられた、場合によっては電話番号を聞かれたとか、それから、体の一部を触られたと、こういうような情報が昨年といいましょうか、この1年で33件ありました。 それから、学校で児童にこれを貸与するときには、もちろん扱い方等、その背景にあります状況、こういったものは説明をいたします。それから、学校におきましては、単に安全対策としましては、いろいろな対策をとっております。例えば登下校の訓練ですとか安全指導、そういったものは学活などでもやっております。そういった中でいろいろな場面で年間を通して必ずやっておりますので、ブザーの扱い方のみならず、身を守ることについては今後も指導してまいると、このような状況でございます。 以上です。 ○議長(牛嶋剛君) 伊藤議員。
    ◆5番(伊藤幸秀君) ありがとうございます。 高齢者の援護等に関することにつきましては、わかりました。了解とさせていただきます。 それから、防犯ブザーにつきましては、形態ということで、そういう校長会等を通じてやられたようでございますから、よく吟味された上でのそういう機種になったようでございますから、また校長会でいいと言っても、実際にこれから使ってみてどうかということはあると思いますから、来年以降またよくその辺の実態を踏まえていただければと思います。 あと、中学生なんですけれども、これはよく言われることでありますけれども、やはりクラブ活動等で遅くなる。確かに私も全員に渡す必要があるかということになりますと、それは余り全員にということでもないのかなというふうに思いますけれども、やはり女子中学生が自転車ならまだしも、基本的には歩いて登下校をするわけでありまして、女の子、女子中学生がもうほとんど真っ暗な状態の中で歩いているという姿を見かけるたびに、ちょっとこれは危ないなというふうに思うことはあるわけです。そういった意味では、全員とかこの小学生と同じ扱いを考える必要はないと思いますが、ぜひちょっとこの効果等を踏まえて、ぜひ検討の課題にしていただきたいと思いますけれども、これについては御答弁をお願いしたいと思います。 不審者情報につきましては、今、自治会等を通じて何々町ではこういう事件が多発しているとか、そういうこともこの数カ月の中でやられているようではございますので、そういったこともぜひ学校現場のよく来る不審者情報のその回覧は回覧としても、地域の方にもそんな情報が行くように、ぜひ地域情報とあわせて学校のその不審者情報も載せていただければ、地域の方もそういった観点で関心を持っていただけるのではないかと思いますので、この辺、教育委員会との連携をお願いをしたいと思います。これは要望とさせていただきます。 ○議長(牛嶋剛君) 教育次長。 ◎教育次長(栗原聰君) 中学生への貸与につきましては、希望者をという御質問でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、私どもは、今は考えておりません。ただ、小学生の実績を見ながら、ここ数年、そういった状況を見ながらどうするかというのは今後やっぱり研究していかなきゃいけないだろうと、このように思っております。 以上です。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--小玉議員。 ◆19番(小玉博美君) 3点ほどお聞かせいただきたいというふうに思います。 1点目は、財産収入で1億3,934万5,000円で、先ほどの市長の説明で、これが新庁舎の基金へということになるわけでありますけれども、6件の土地の売り払い収入ということでありますが、時期的にいつの段階で、物件としては南口ということがありましたけれども、どこの物件なのか、もうちょっと詳しくお示しいただきたいというふうに思うんです。 それと、今回のこの積み立てによって、基金としては今年度でどのぐらいになっておるのか、それと、いわゆる土地の売り払い分としてはどのぐらいの基金への積み立てというふうになっているのか、この辺についてもお示しいただきたいというふうに思います。 それと、繰越金ですけれども、1億5,384万5,000円の補正が出ていて、8億3,105万3,000円というふうになっています。 それで、この3月末の段階で、15年度の繰越金が幾らあるのかということをお示しいただきたいというふうに思うんですが、また、この段階で想定されておれば、例年の実績から、その4月、5月でいろいろと歳入の方も入ってくるわけでありますけれども、どのぐらいの繰越金、つまり3月段階でどのぐらいなのか、5月の出納閉鎖でどのぐらいになりそうなのか、その辺の見通しについてお持ちでしたらお示しいただきたいというふうに思うんです。 それと、退職手当で、1億977万9,000円が計上されておりまして、先ほどの説明でも、普通退職が予想よりも上回ったんだという説明がありましたが、これは大体何人ぐらいで、大体どのぐらいの年月を勤められた方が退職となっておるのか、その辺についてお示しいただきたいというふうに思います。 ○議長(牛嶋剛君) 総務部長。 ◎総務部長(大霜俊夫君) 土地売り払いの状況でございますけれども、6件の内訳は、南口の区画整理の関係が3件でございます。2月13日に入札した部分でございます。残りの3件は、廃止した水路敷、あとそれが2件と道路敷が1件ということでございます。それぞれ区画整理の場合は2月13日の入札でございます。排水路の水路の関係は3月5日と3月12日、道路の関係は3月16日でございます。 物件別に言いますれば、河川の関係でいえば錦町の1の15の2、柴崎町2の105の4、これは売り払い地の地番になりますけれども、あと柴崎町3の76の7、排水路の関係は、富士見町の関係が2件、柴崎町の関係が1件でございます。 あと、退職手当の関係でございますけれども、普通退職の関係は、現在14名でございます。当初予算で8名分を当初予算措置しておりましたけれども、14名になりましたので、6人分が不足するということでございます。 勤務年数でいえば、25年以上勤めている方が11名ですか、それから、それ以下の人が3名というような形になってございます。 ○議長(牛嶋剛君) 企画部長。 ◎企画部長(越川康行君) 新庁舎の関係での御質問ですけれども、土地の売り払いの今までの累計ですが、平成14年度、また今回の補正つくりました平成15年度、2カ年で約3億5,000万ほど積み立てております。それで、現時点でのこの補正を含めますと、新庁舎の建設基金は残高が40億7,000万ほどになっております。 続きまして、繰越金についての御質問ですが、3月末で幾らあるのかということですが、3月末で基本的には現段階ではこの補正予算の中で収入、支出、収支イコールになっておりますので、具体的に幾らという見込みはございませんけれども、一般的には歳出予算額の1%程度は不用額として残ることが経験的におおむねわかっておりますので、おおむね5億前後の不用額は出るだろうと思っております。 ただ、今後、これから5月末までの出納閉鎖期間を通じました変動要因としましては、まず市税収入です。市税収入がこの4月、5月の収入が結構ございますので、この辺でどの程度収納努力で確保できるのか。それと、あと競輪事業も、まだ3月31日まで開催予定をしておりますので、ここでの売り上げ動向、こういうものが大きな繰越金の変動要素になるだろうと考えています。 あと、どの程度残る、最終的にはどの程度繰越金になるのかというお話ですが、できれば財政運営的には8億から9億程度の実質収支が残ってくれることを祈っております。 以上です。 ○議長(牛嶋剛君) 総務部長。 ◎総務部長(大霜俊夫君) 勤続年数の関係で、ちょっと間違っております。訂正させていただきたいと思います。 25年以上の方が9名、25年未満の方が5名でございます。 大変申しわけありません。 ○議長(牛嶋剛君) 小玉議員。 ◆19番(小玉博美君) 最初に、基金の関係の方なんですけれども、今御答弁がありまして、今年度末で、今回の売り払いも含めて40億と、土地の売り払い分で3億5,000万円ということであったんですけれども、財政フレームといいますか、市側のこれまでの説明で、大体18年度までにゼロ円から大体12億円ぐらいを土地の売り払いでやっていきたいんだということがありましたよね。それとの関係で、あとどのぐらい物件があって、どのぐらいの見込み金額を考えておられるのか、それについてお示しをいただきたいというふうに思います。 それと、繰越金の方については、大体今の御答弁でわかりました。それで、退職手当の関係ですけれども、25年以上が9人ということで、かなり多いなという感じがするんですけれども、ちなみにちょっとお聞かせいただきたいというふうに思うんですが、25年というとかなりの年月、役所に勤められていた方となるわけですけれども、大体平均年齢としてはどのぐらいになるのかわかりますか。 それとあわせて、この際、男女比もどういう状況になっているのか、この退職者、お示しいただきたいと思うんです。 ○議長(牛嶋剛君) 総務部長。 ◎総務部長(大霜俊夫君) 土地売り払いの関係の将来見込みということでございますけれども、現段階では、貸付地ということで、これは居住用に貸し付けている土地あるいは非居住に貸し付けている土地等ございまして、その部分で約2億5,000万ぐらい。南口の区画整理の関係では、売り払いが可能だろうと。ただ、なかなか難しい土地もありますけれども、12件ほどございます。4.7億円、約5億弱。あと、北口で現在区画整理事業用地になっておりますけれども、換地処分等が行われる状況になれば、それは売り払いにできるという区画整理事業用地がございますので、それが約1.5億円。あと、先ほど説明しましたけれども、水路敷等々で約5,000万。あと、公共用代替地として持っている部分が砂川町と若葉町にございます。それが約4億円、合計で約13億ぐらいになろうかというふうに思っております。 あと、退職者の平均年齢でございますけれども、25年以上の方が9名ということですので、在職年数からいえば、多分若い人は本当に一、二年でやめられた方もおられますけれども、平均すればやはり25年を超えるというふうに思っております。(「平均年齢」と呼ぶ者あり)--平均年齢ですか、年齢で言うと、五十四、五ということになるかと。 あと、男女比でございますけれども、14人の内訳では、女性が11人で、男性が3人でございます。 ○議長(牛嶋剛君) 小玉議員。 ◆19番(小玉博美君) 土地の売り払いの関係で、新年度でいいますと、見込みといいますかどういう状況になりますでしょうか、これについてもお示しいただきたいというふうに思うんです。 それと、男女比で女性が11人ということであるんですけれども、大体、それぞれ退職される理由というのは、もちろん個人個人いろいろとあるとは思うんですけれども、どのような理由でせっかくといいますか、25年も一生懸命働いてきた方が退職というふうになっているのか、それについてもお示しいただきたいと。 ○議長(牛嶋剛君) 総務部長。 ◎総務部長(大霜俊夫君) 財産の売り払いでございますけれども、残っている土地というのは、それぞれ貸し付けてあったり、あるいは区画整理の事業用地であったりということですので、現段階、新年度でどの程度が売り払いの対象になるかということについては、まだ確たるものは持ってございません。交渉したりあるいは隣接地主の方お話ししたりというようなことの中で、発生してくるだろうというふうに考えてございます。 あと、退職者の主な理由でございますけれども、一番多いのは、家事専念ということで、女性の方が多いので家事専念ということ、あるいは婚姻による家事専念、結婚によって家事に専念すると、あとは、育児に専念する、そういうようなことがございます。転職ということでの方は2人でございます。 以上です。 ○議長(牛嶋剛君) 小玉議員。 ◆19番(小玉博美君) ちょっと何度もやっていて申しわけないんですが、最後に、1点だけお聞かせいただきたいと思うんですけれども、確かにいろいろと貸し付けをしていて、新年度ということでは、これからのいろいろな折衝ということなんですが、そうしますと、18年度までにいわゆる12億円という、こととの関係での見通しということでは、どういうふうになってくるでしょうか。それだけちょっと聞いておきたいと思うんです。 ○議長(牛嶋剛君) 総務部長。 ◎総務部長(大霜俊夫君) 私どもの方でも、地価の動向だとかいろいろあるわけですので、できる限り財政フレームに沿ったような形の中で、順次売り払いされていけばというふうに考えております。そういう意味では、18年というのは目標年次でもありますし、こちらとしての努力年次でもあろうというふうに思っております。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--田中議員。 ◆14番(田中清勝君) それでは、3点ほど質問させていただきます。 まずは、27ページの防災対策に要する経費ということで、修繕費、これ老朽化によるというような予算を組まれているんですけれども、どのような今状況で、それで今後は、修繕費ですので、どの点をどの程度直すのかなと思いまして、金額が大分大きい数字なので、むしろこれだけかけるんでしたならば、改めて新しい防災システムというんですか、よく総務委員会なんかでも見ていくと、CATVとの連携でそれぞれ各戸に案内が出るように、双方というんですか、双方通信というのが全国あちこちでも検討されて、導入されております。そういった意味での検討的なものがこの中に含まれているのかどうか、もうちょっと御答弁いただきたいなと思っています。 それから、あと、31ページ、この身体障害者福祉費の中での支援費です。支援費による制度によって、これ減額するという話が出ておりますけれども、実は地方自治体と国との支援費の支給のあり方というのが、もしわかれば教えていただきたいなと思っています。どのような今、国が動きをされているのか、そして地方自治体はどのようなそれを対処して動かれているのか、この点はちょっとお話しいただければなと思います。 それから、39ページ、ごみ処理に要する経費という形で1,800万近くを予算という形で、この理由としては、事業用のごみ処理にかかる費用という話は出ておりましたけれども、事業用のごみというのは有料化されておりまして、そういった意味での有料ごみですけれども、実際問題として、その量の変化によって例えば大きく立川のこういうふうなごみ処理の経費が変わってくるのかどうか、その点をお話しいただきたいと思います。 ○議長(牛嶋剛君) 総務部長。 ◎総務部長(大霜俊夫君) 防災無線の関係でございますけれども、現在、防災無線は市役所の庁舎内に親局がございます。市内69カ所で子局がございます。それが一つのユニットになってございます。現在、今回補正予算をお願いしているのは、親局という市役所内にある機器でございます。通常は、耐用年数10年と言われているものだそうです。ただ、現段階20年たってございまして、内部に組み込まれているシステムがほとんど部品としてつくられているような状況でだんだんなくなってきていると。議員さんおっしゃられたように、これからはデジタル化の時代ということですけれども、まだアナログ系でなってございます。ただ、全部を直すということになると、膨大なお金がかかるわけです。子局も含めて一つのユニットになっておりますので、ですので、今回は親局の部分を修繕で発注して納品してもらうというような形で、中身を大幅に対応するような形になってございます。 それで、寿命としてはまだもち得るというようなお話で、ここで大幅修繕を行うということでございます。 ○議長(牛嶋剛君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(羽生凱哉君) 支援費につきましての国と自治体との関係でありますが、支援費制度に移りました事業というのは、施設系と居宅系がございまして、それぞれ支援費制度をやっていくという形になっておりますが、このうち、今、話題になっていますのは、居宅系の特にホームヘルプサービス事業であります。この部分は、居宅系でいいますと、2分の1が国の負担、2分の1が自治体負担という、そういう形になります。 そういった中で、国の方では、昨年の3月段階で4月から入る支援費にかかわっては、ホームヘルプサービスについては、もっともこれはサービスとしては利用が多いんですが、これについては国の負担する2分の1の負担については、きちっとした形の補助をすると、そういった形の言明があったんですが、今、話題になっておりますのは、3月時点で既にサービスを受けた方を中心にした部分については、ちゃんと保証していくと。 4月以降、新たにふえてきた部分についての問題がありまして、この部分を見込みますと大幅な100億円を超えるような状況が見込まれていまして、増が見込まれていまして、この部分のお金について、国の方では厚生労働省を中心にした予算を集めたとしても、まだ不足があると。こういった部分で今、現時点では全国の自治体からちゃんとした保証、国が負担すべき額は見てほしいと。それに対して、厚生労働省も努力している最中でして、この問題につきましては、多分この出納閉鎖期の5月末までの段階で国の一定の考え方は出てくると思いますが、私どもとしましては、確実に国の負担する分については負担をしてほしいと、そういったことで考えております。 ○議長(牛嶋剛君) 環境下水道部長。 ◎環境下水道部長(小野勉君) 39ページのごみ処理に要する経費ということでよろしいでしょうか。 これの1,826万2,000円なんですけれども、これにつきましては、家庭から出るごみ、それから、事業系のごみを清掃工場で処理するお金が当初よりも不足したために、今回補正をお願いしております。 主な理由なんですけれども、去年の4月から2月までの焼却量が約1,500トンぐらいふえているということと、これが去年と比べてです。それから、あと、ことしの補正でもお願いしたんですけれども、1・2号炉の故障が多くありまして、3号炉の運転が例年より多かったということで、今回この額でお願いしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(牛嶋剛君) 田中議員。 ◆14番(田中清勝君) まず、防災システムの件ですけれども、これ、親局をということで、これは今のアナログをまたかえるということなんでしょうか、それともアナログをそのまま修理するということなんでしょうか、それともデジタル化のために、親局を直すのかどうか。私、先ほど申し上げたのは、双方向も、いわゆるこの市民の安全、安心をという形でつくり上げる上においても、やはりこの点は基本的なところはきちんとやっておかなければいけないんだろうと。改善するところは改善すべきじゃないかというような点で、むしろただ単なる今までどおりのシステムを維持するためにやるのかということだけです。その点は、それとも新しく改善するために今回、費用として3,400万を計上しているのかを、再度お願いします。 それから、あと、支援費の件に関しては、国との関係でよくわかりますけれども、確かにきちんとという、先ほど2分の1を保証するという話は出ていますけれども、新聞等では、原則という言葉を使っているんですよ。これ原則ときちんととは大分違いますということを申し上げておきたいんです。 今回、14億足りないという話が出ております、国の方からの予算が。ですけれども、実際問題としては、自治体にこうやって後から後から予算が回ってくる。いわゆる本年度の予算がまたずれていくといようなケースがふえてくるんじゃないか。この点はむしろ地方自治体として大きな声で国に言わなければいけない時期じゃないかなと思っているわけなんですけれども、その点はどのように感じているかということです。 事業系のごみに関してはよくわかりました。その点は減らそうとする運動なんでしょうけれども、なかなかそういった意味での焼却炉に関して1,500トンがふえていくという形は、よそとの関係もあるのかなというような感じもするんでけれども、よその周辺の都市との、これ例えば立川が無料ですので、周りからの不法投棄というんですか、そういうようなものも存在しているのかどうか、その点を御答弁いただきたいと思います。 ○議長(牛嶋剛君) 総務部長。 ◎総務部長(大霜俊夫君) 今回、親局を直すのは、現行使っているシステムの中ではアナログ系の部分を直しますけれども、これはデジタル化に対しても、対応可能なような形でございます。ですので、これは仮の話ですけれども、仮に新庁舎に持っていったときに、それは使えないのかというような議論はあろうと思いますけれども、そういう場合でも、これは対応が可能だと、そういうものでございます。 なお、双方向ということでいえば、対応は可能なような状況になっているということでございます。 ○議長(牛嶋剛君) 環境下水道部長。 ◎環境下水道部長(小野勉君) 事業系ごみ、それから家庭系ごみにつきましても、そういう市外からの不法投棄ということは特に聞いておりません。 ○議長(牛嶋剛君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(羽生凱哉君) 支援費にかかわりましては、国に対して東京都も東京都市長会も、それから、26市の部長会も、それから区長会も、いろいろな形で11月からこの3月にかけまして、要望なりを出しております。こういったことを踏まえて、何とかお金が来るようなことを祈っている状況でありまして、今、何とも言えない状況でございます。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--早川議員。 ◆1番(早川輝君) では、一つだけ聞かせてください。 13ページに記載されている住宅使用料のところですけれども、市長の先ほどの御説明を私、市営住宅の建てかえに備えた空き室確保のためというふうに耳に残っているんですけれども、その空き室確保のためで、今年度の補正として1,100万余というのは、戸数で考えると随分多い戸数分だなというふうに思うんですけれども、空き室の状況、今どうなっているのか、内訳的にお聞かせいただけるでしょうか。 ○議長(牛嶋剛君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(増岡利一君) 先ほど、市長が答弁申し上げましたが、私どもが必要なのは、一番町北住宅につきましては、まだこれは庁内でオーソライズしておりませんが、建てかえを見込んでございます。そのための対策といたしまして、今、空き家の確保をしているところでございまして、その内訳といたしましては、市営一番町北住宅には35戸の空き家、その他の市営住宅では23、合わせまして58戸の空き家が発生してございます。 ○議長(牛嶋剛君) 早川議員。 ◆1番(早川輝君) そうすると、今の部長の御説明から、先ほどの市長の答弁振り返ると、空き室確保などとおっしゃったんですか。この今の説明の58戸、どれも空き室確保としての結果としての空き室じゃないと思うんですけれども、それで、北住宅について35戸ということですけれども、これ特に空き室確保とおっしゃったけれども、何年か前からもう北住宅の場合、比較的空き室が多くて、市が政策として、つまり空き室確保のためにこういう数字になっているというふうには必ずしも思えないんですけれども、この数年の変遷はどうでしょうか、北住宅については。 ○議長(牛嶋剛君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(増岡利一君) 私どもとしては、基本的には一番町北住宅を建てかえたいということを考えてございました。15年に予算をお認めいただいて、ストック活用計画というものを策定をしているところでございますが、この策定をすることによって、国の補助金が得られるということがございますので、一つのそのスケジュール、一番町北住宅の建てかえのためのスケジュールとしては、国の補助金をいただくには、国の市営住宅のストック計画を策定する条件がございますので、これ15年度にやっております。それのために、私どもは急には空き家は確保できませんので、従来から一番町北住宅を建てかえるための空き家対策というものを継続的にやってきたわけでございます。 ○議長(牛嶋剛君) 早川議員。 ◆1番(早川輝君) そうすると、この現状35戸の北住宅の空き室の状況というのは、建てかえに備えての空き室の確保としては十分と考えているんですか、それとも今後、空き室確保の対策を強めていこうと考えているのか、その点お聞かせいただきたいのと、あと、この空き室というのが一定の目的を持って確保されているというのは、その一面、必要性はわかるんですけれども、現状でも、公営住宅の一つとして市営住宅に対しても入居の希望があるわけですよね。スケジュールが例えば2年後には工事に着手するとか、そういうことで2年間空き室であってもやむを得ないということだと納得できるんですけれども、いつ建てかえるかわからない、つまり空き室の状況が何年続くかわからないというのは、入居の希望者がいるという状況のもとでは、使用料が入るものも逸しているということで、物件のむだ遣いということになると思うんですけれども、その辺どのように理解したらいいんでしょう。スケジュール等決められるんだったら、その決めるスケジュールもお示しいただきたいと思います。 ○議長(牛嶋剛君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(増岡利一君) まず、1点目の一番町北住宅を建てかえるための現在35戸ありますけれども、それで足りるのかということでございますが、先ほど申し上げましたように、その他の23を合わせて58、今、空き家がございます。私どもとしては、一番町北住宅につきましては、計画的には2期工事に分けていきたいと思っております。今現在では、この一番町北住宅は120戸ございまして、現在の空き家が35戸でございますので、現在は85戸の入居者がございます。そして、合わせますと、それを差し引きますと85から、現在3・4棟の戸数が56戸ございますので、これを引きますと29戸必要になります。空き家につきましては、あとその他23戸ありますが、それで引きますとあと6戸の確保が必要であるということでありますので、私どもとしては、一番町北住宅を建てかえるには、空き家をあと6戸確保する必要があるというふうに考えてございます。 それから、スケジュールの関係でございますが、私どもとしては、このストック計画が庁内でオーソライズをされますと、16年度には、庁内におきまして基本計画を策定をしていきたいというふうに考えてございます。そして、17年度には実施設計、18年度には第1期の建築工事を着工したい、このようなスケジュールで現在動いているところでございます。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--大沢議員。 ◆18番(大沢豊君) 13ページの住民基本台帳カードのことなんですが、これは80万というのは、市民が500円払う分として80万なのか、国からの補助金も含めてそうなのか。単価についてもう一度確認させてください。 それから、次に、43ページの市道北31号線改良事業で、上下水道との合併工事で安くなったというふうにおっしゃっていますけれども、こういうたまたま合併で工事ができるということがわかったからこうなったのかどうか、お聞かせください。 ○議長(牛嶋剛君) 市民部長。 ◎市民部長(大貫忠浩君) この使用料及び手数料の80万減でございますけれども、この住基カードにつきましては、一応総務省の方から、全国人口の2.4%の見込みという数字が来ております。私どもは、当初は500円で2,000枚つくりまして、100万円の歳入があるだろうということで、当初予算に計上いたしましたけれども、実際は400枚を発券いたしまして、500円ということで実質収入が20万ですから80万の減ということになります。 ○議長(牛嶋剛君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(増岡利一君) 市道北1号線の関係ですが、合併の関係で減額されたのかということでございますが、一般的には、例えば道路工事を整備する前に、下水、水道工事を実施するというケースがございます。そうした場合には、先行工事に合わせた形で経費を調整します。ですから、こういう工事は年に数件はあるというふうに理解しております。 ○議長(牛嶋剛君) 大沢議員。 ◆18番(大沢豊君) 住基カードの方はわかりました。 次の道路の合併工事ということなんですが、年に数件ということで、これはたまたまということですよね。計画的にはそれはできないのかどうか、そのことをちょっとお伺いします。 ○議長(牛嶋剛君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(増岡利一君) 市道の場合ですと、都道もそうなんですが、年間の工事の調整を行いますので、そのときに各企業あるいは庁内の水道、下水もいつごろ工事をやるということが、そこでわかりますので、そういう面では、年間のスケジュールを通すと、ここで合併施工ができるというようなことの判断はできると思っております。 ○議長(牛嶋剛君) 大沢議員。 ◆18番(大沢豊君) できるだけ安くいろいろな事業をやる、あるいは長期にわたって道路を補修工事しないということであれば、計画的にそういう事業は積極的にやっていかれた方が、経費も安くなるし、交通渋滞や市民に対する迷惑もなくなると思うので、そうしたところを今後少し計画をきちんとすり合わせてやっていただけたらというふうに思います。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--五十嵐議員。 ◆3番(五十嵐けん君) それでは、契約差金の問題についてお聞きしたいと思います。 市長の説明に、契約差金、契約差金、契約差金とどんどん出てきましたので、この補正の差金の中で、工事、業務委託、物品購入でそれぞれどのぐらいの差金が出ているのかの内訳を教えてください。 今年度、直近までのこの工事、業務委託、物品購入の差金はどうなっているのか。また、わかるところでいいんですが、工事、業務委託、物品購入の平均落札率も教えてください。 やはり景気の動向の問題もあろうかと思いますし、入札制度改革がこの10月から昨年変わったという、工事の面なんかでは変わったということもありますので、その効果ですよね。そういった見解を全体的にどう見ているのか、教えていただければと思います。 次に、競輪の繰入金が10億円だった予定が8億円になってしまい、2億円の減額ということになっているんですが、私も、余り予特もすべて聞いていたわけではありませんので、もしかしたらそこで話されたかもしれませんが、この見込みを外れた原因というんですか、その2003年度の予算において、10億という少ない金額にそれでも絞り込んでやってきたことだと。こういったことは予測がつかなかったんだという市長、冒頭に私の質問に答えていたと思いますが、ということは、予測がつかないことがさらにまた広がったと考えてよろしいのかどうか。 また、今後の展望についてもお答えください。 ○議長(牛嶋剛君) 総務部長。 ◎総務部長(大霜俊夫君) 全体の工事あるいは業務委託、物品購入で落札率云々という、今、手元に資料を持っておりませんので、すぐ率を出せと言ってお尋ねですけれども、お時間をいただければ、資料を取り寄せるような状況にはしますけれども、今、ちょっと手元に資料持っておりませんので、御容赦願いたいと思います。 ○議長(牛嶋剛君) 企画部長。 ◎企画部長(越川康行君) 競輪事業からの繰り入れのお話ですが、今、議員から御指摘がありましたように、平成15年度では競輪事業は一般会計に10億円を繰り出す、なおかつ1億円を競輪事業の中で内部留保するということで、11億円の収益を予測を立てていたわけですが、連日、ここまできますと、おおむね8億円にならざるを得ないだろうと、そういう状況になっております。 この原因の主なものは何かということですが、15年度は、皆さん御承知のとおり、大きいグランプリと日本選手権等の開催がなかったということは、これはもう事前にわかっていたわけですが、それにしますと、やはり普通開催の売り上げが大変大きく落ち込んでいると。あと、なおかつ、大変利益率がいい電話投票等での売り上げも落ちていると。そういう意味では、通常開催の売り上げが大変悪化が著しいと。そういう状況から、8億円にならざるを得なかったというのが実情でございます。 また、今後の展望ですが、15年度の予算で10億円を一般会計に出して、それ以上売れた場合は競輪事業に内部留保しようと。ある意味ではこれは背水の陣で臨んだ予算組みでもあったわけですが、これも達成できないということになりますと、やはり目標を大分今後は下に下げざるを得ないだろうと。一般会計側も、競輪からの多額の収益金を当てにしなくても、何とか運営できる。できれば、5億程度、一般会計に出して、それを上回るものは競輪事業に内部留保するような、そういうことも改めて再検討する必要があるのかなと、そう考えております。この辺につきましては、16年度で経営分析等を行いますので、そういう経営分析を踏まえまして、また市としての基本的な方針を決めていきたいと、そのように考えております。 以上です。 ○議長(牛嶋剛君) 総務部長。 ◎総務部長(大霜俊夫君) 今、ちょっと資料の関係で、問い合わせているんですけれども、実は公正取引委員会の方に課長と係長が出張しておるものですから、資料、今手元に届かないんです。 それで、あとは、制度改革の面でいえば、参加希望型等々入れてきています。それで、今、枠の拡大等々も図っておりますので、順次、前年よりは落札率は改善されているかというふうに思っております。 ○議長(牛嶋剛君) 五十嵐議員。 ◆3番(五十嵐けん君) そうとは知らず、私が要望したことだと思いますので。後で、資料をいただくということで、でも今回の補正はこの内訳出ますよね、きっと。それは、今回の補正だけでいいですから、今年度の直近までのやつはいいですから、工事と業務委託と物品購入の差金の状況、それへの評価と差金の今後の行き先ですよね、この補正でもうやりくりしているのもしれませんが、教えていただければと思います。 要するにやりくりしている部分と、繰り越している部分と、いろいろあるんじゃないかなというふうに思いますので、全部やりくりしたなら、幾らやりくりしたのかということを教えていただければと思います。 競輪については、私も少しは予算特別委員会を傍聴して聞いていたんですが、やはり大変厳しい状況で、再検討せざるを得ないと。やはりこれに依存してきた体質も、こういう状況がどんどん深刻になれば、さらに改めなきゃいけないという厳しい状況で臨まなきゃいけないと思うんですが、理事者の方は、今、企画部長が答えられたとおりだと思いますが、今後注意していく点などがありましたら、お答えを願いたいというふうに思います。 私も、経営的なことを考えて、損益分岐点というんですか、そういうものをきちんと見据えて、デッドラインを決めて、もし一般会計から逆に赤字で競輪事業を補てんしていかなきゃいけないみたいな状況になったときの対策というものを考えなければ、これ実は選手会のことですとか従事員の皆さんの仕事についている方々の皆さんのこともありますから、川口市なんかでは、やめようにもやめられないみたいな答弁が出たというのを、私、インターネットを通じて見たこともあるんですが、そういった対策について、今の段階で答えられることがありましたら、お答えください。 ○議長(牛嶋剛君) 財政課長。 ◎財政課長(川嶋幸夫君) 今回の補正予算で、契約差金という形で説明しましたが、約40件で6,100万ほどございます。このうち、工事請負費に関係いたしますのが10件で2,400万円。それから、物品の購入ですと14件で1,500万円。その他委託関係で15件、2,200万という内容となっております。 この当て先ですけれども、今年度最後の補正の財源として有効活用させていただいたというふうに考えてございます。今回の補正によりまして、平均落札率ですけれども、約90%弱という状況でございますので、一定のこれまでの取り組みの成果が出てきたのかなというふうに、財政担当としては考えております。 以上でございます。 ○議長(牛嶋剛君) 助役。 ◎助役(豊田和雄君) 競輪につきましては、15年度は大変予想以上に落ち込みが多かったといいますのは、特異な年でありました。15年度は記念競輪が全然ありませんで、普通開催だけでした。普通開催がこれはどこの場も同じなんですが、予測以上に落ちておりまして、普通開催が売れないために、先ほど御指摘があったような損益分岐点は高うございますので、どうしても赤字が出る。その分を記念競輪で埋めるというのが実情です。その埋める記念競輪がなかったので、こうなったわけですが、それでも場外とかで頑張りまして、8億は確保できたということです。来年以降は、記念競輪を必ず一つは入れるように努力いたしまして、それでもう少し歳入のアップを図りたいとは思っておりますが、今、昨今の状況から見て、競輪に今までのような当てにしてということではございませんで、財政健全化へ向けての策を練っていきたいと思っております。したがいまして、先ほど企画部長が申し上げたような財政計画も視野に入れた対応を図っていかなければいけませんし、今、どこの場でも実際にこれをやめるというときは大変なことになります。社会問題になると思います。選手のもろもろの問題、あるいは従事員の問題、その周辺の問題、これら問題だらけでございまして、それに備えた準備も必要かなというふうに思っておりますので、基金のあり方についても十分今後は配慮して、少なくとも一般会計の方に影響を与えないような対応というのは、今から進めていく必要があると、かように考えています。 ○議長(牛嶋剛君) 五十嵐議員。 ◆3番(五十嵐けん君) 入札差金についてはわかりました。 やはり小学校のブザーなど、今回、議員の皆さんから要望が出てきたことをやってきているわけですが、こういった差金がふえると、そういったお金に回せるというような、少し単純な理解かもしれませんが、そうだと思いますので、これはもちろん私、特別委員会にも入っていますし、入札制度改革を進めて、さらに談合を許さず、競争性のある制度に改革して、こういった入札差金が出れば新たな事業に入れていくような体制をつくるべきだと思いますので、その点については、毎回毎回要望ですが、さらに要望しておきます。 競輪については、特段助役から御丁寧な説明をいただきまして、よくわかったわけでありますが、やはり予測以上に売り上げなどが落ちていると。記念競輪がなかったということですけれども、もしあったとしても、そのときに、たまたま天候が悪くて大ダメージを受けるみたいなことはないわけではありませんので、やはりなかなかやめるにもやめられないというような状況が、もしかしたら予測できずに、意外にもっと早くやってくる可能性もなきにしもあらずと私は思っていますので、それに対する対応がしっかりできるように考えていっていただきたいということを要望しておきます。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--坂下議員。 ◆15番(坂下かすみ君) 衛生費なんですけれども、予防接種に要する経費で、ちょっとよくわからないので、的外れになってしまうかもしれないんですが、この予防接種に要する経費が1,189万2,000円ですか、増額されているんですけれども、この個別の予防接種かと思うんですが、インフルエンザなどはここに入ってくるのかどうか。15年の11月か12月の時点で、もう近くの指定の医院でのインフルエンザのあれがなくなってしまったというようなことがあったりして、そういうことも関係しているのかどうか、ちょっとその辺のところをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(牛嶋剛君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(羽生凱哉君) この予防接種につきましては、高齢者のインフルエンザ接種者の増が大幅な増嵩をしております。予算の当初では、8,953人を予定したんですが、実際には1万2,987人。これは公費負担は1人2,300円なんですが、大幅に伸びまして、この結果、補正予算で1,116万6,000円を補正しております。 以上であります。 ○議長(牛嶋剛君) 坂下議員。 ◆15番(坂下かすみ君) そうしますと、予算を立てるときの8,953人というその取り方がどうだったのか、はやりとかというところで急に必要を感じてという場合の予測というのは難しいとは思うんですけれども、やっぱりその辺はこれからは予防というところが非常に大事なところで、その辺の見方がどうだったのかというところと、全体としてはこれは何%接種したことになるんでしょうか。その高齢者が接種ができる人数に対してこの1万2,987人というのはどういう割合になっているんでしょうか。 私が心配するのは、近くの病院だったらしやすいんだけれども、ちょっと遠くて行かれないというようなところで接種ができなかったような方もいるんじゃないかというのがありまして、その辺のところ、例えば市で融通をきかせて、移動させるとかということが可能なのかどうか、そこの個々の医院さん、病院が持っているものをあいているところに渡すとかということが移動ができるのか、そういうことも必要なんじゃないかと思うんですけれども、その辺お聞かせください。 ○議長(牛嶋剛君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(羽生凱哉君) 高齢者のインフルエンザにつきましては、人数の積算、非常に難しゅうございます。13年度でいいますと8,315人受けております。それから、14年度は1万456人でして、15年度何人見るかというときに、たまたま前年度が多かったので、1年おきくらいの感じで9,000人台というか、そういうものを推測しながら、かたい数字で組んだんですが、実際には相当な利用がありまして、見込みが全く狂ってしまったと。これは立川市だけじゃなくて、ほかの自治体も皆押しなべてそうであります。 そういった中で、おっしゃるように、このワクチンの問題が大きく起こりまして、実は医療機関で持っているワクチン、あらかじめ買い込んでおきますが、これを融通し合うということは基本的には無理であります。したがいまして、東京都の方では、11月の段階で各医療機関を調査しまして、その結果、どこの病院にどのくらい残っているかと、これを関係機関に全部流しまして、もしも市民から問い合わせがあった場合には、あそこはまだ余っていると、そういったことの情報は提供するような形で、なるべく解消に努めていくということを努力しております。 なお、立川市の場合は基本的に12月段階がほぼ終えておりましたので、大きな問題にはなっておりません。 以上です。 ○議長(牛嶋剛君) 坂下議員。 ◆15番(坂下かすみ君) 市民からの問い合わせとかというところでは、具体的には立川市の中ではどのくらいあったんでしょうか、そんなに多くなかったんでしょうか。 ○議長(牛嶋剛君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(羽生凱哉君) 詳しい実態は私もちょっと押さえておりませんが、私がつかんだ範囲では、ほかの自治体のように、1月にかけてまだ相当接種者が残っているような自治体と比べまして、立川市の方では大きな問題は起こっていないと思います。 また、困った場合の問い合わせに対しましては、先ほど言いましたように、まだ残っている医療機関を紹介しまして、そこで受けていただくような努力は、私どもしております。 以上です。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--守重議員。 ◆27番(守重夏樹君) 1点だけ簡潔に、教育委員会に質問したいと思います。 47ページの教育指導に要する経費の中の、この委託料の契約差金、これもうちょっと詳しく説明をしていただきたいと思います。 ○議長(牛嶋剛君) 教育次長。 ◎教育次長(栗原聰君) 委託料の差金の中で、教育研究指導に要する経費でございますが、これは各学校、情報アドバイザーを廃止しました。これはコンピューターの指導に係る人の件でございます。これにつきまして、実際は7社で競争いたしました。それによります契約差金ということでございます。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第43号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第2 議案第44号 平成15年度立川市特別会計競輪事業補正予算(第3号) ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第2 議案第44号 平成15年度立川市特別会計競輪事業補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。
    ◎市長(青木久君) 議案第44号について御説明いたします。 本案は、平成15年度立川市特別会計競輪事業補正予算(第3号)であります。 今回の補正額は63億6,676万6,000円の減額で、補正後の歳入歳出予算の金額は337億4,330万円となります。 今回の補正の主な内容は、普通開催の車券発売金額が当初予算を下回る見込みとなりましたので、売り上げ連動経費と経費節減等による不用見込み額を減額し、あわせて積立金及び一般会計への繰出金を減額し、収支の均衡を図るものであります。 補正の内容を歳入から御説明いたしますので、補正予算事項別明細書の7ページをお開きください。 事業収入の入場券発売金額及び特別観覧席料は、本場入場者数の減少に伴う減額、車券発売金額につきましては、売り上げ減に伴う減額であります。 繰越金は、平成14年度の実質収支の残額を補正し、売り上げ減少分を補てんするものであります。 以上で歳入を終わり、歳出について御説明いたしますので、9ページをお開きください。 総務費の一般管理費は、入場者数及び売り上げ減少に伴い、消費税及び競輪事業財政調整基金への積立金を減額するものであります。 財産管理費の工事請負費は、契約差金を減額するものであります。 事業費の開催従事員に要する経費の賃金の減額は、雇用調整及び賃金、一時金の削減によるものであります。 また、負担金補助及び交付金の減額は、自己都合退職者の減によるものであります。 11ページにわたりますが、開催に要する経費のうち、報償費、需用費、役務費、委託料、使用料及び賃借料は、不用額を減額するものであり、負担金補助及び交付金と、次の勝者投票払戻金等に要する経費の勝者投票払戻金は、車券発売金額の減少に伴うものであります。 場外に要する経費のうち、賃金、役務費は、不用額を減額するものであり、委託料、使用料及び賃借料、負担金補助及び交付金は、車券発売金額の減少に伴うものであります。 13ページにわたりますが、繰出金は、車券発売金額の減少により減額となるものでありますが、関係経費の圧縮などに努め、減額幅を2億円にとどめております。 次の諸支出金の公営企業金融公庫納付金の減額も、車券発売金額の減額に伴うものであります。 よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(牛嶋剛君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第44号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第3 議案第45号 平成15年度立川市特別会計国民健康保険事業補正予算(第2号) ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第3 議案第45号 平成15年度立川市特別会計国民健康保険事業補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(青木久君) 議案第45号について御説明いたします。 本案は、平成15年度立川市特別会計国民健康保険事業補正予算(第2号)であります。 今回の補正額は2億2,408万1,000円で、補正後の歳入歳出予算の金額は126億5,836万2,000円となります。 補正の内容を歳出から御説明いたしますので、補正予算事項別明細書の13ページをお開きください。 総務費、総務管理費、一般管理費は、財源充当補正であります。 運営協議会費の報酬の減額は、運営協議会の開催数の減などによるものであります。 徴収費は、財源充当補正であります。 保険給付費、療養諸費の一般被保険者療養給付費と、退職被保険者等療養給付費は、被保険者の増加などにより不足が見込まれますので、所要額を補正するものであります。 15ページにわたりますが、一般被保険者療養費と退職被保険者等療養費及び審査支払手数料は、当初の予定を下回る見込みであり、減額するものであります。 高額療養費は、財源充当補正であります。 出産育児諸費の出産育児一時金は、当初の予定より申請件数が下回る見込みのため、減額するものであります。 17ページにわたりますが、老人保健拠出金と介護納付金及び共同事業拠出金は、拠出額等が確定したことにより補正するものであります。 保健事業費、保健衛生普及費の減額は、総合健康づくり支援事業の対象事業費の確定に伴うものであります。 諸支出金の国都支出金等の精算返還金に要する経費は、平成14年度の都支出金の精算に伴う返還金であります。 以上で歳出の説明を終わり、歳入について御説明いたしますので、前に戻りまして9ページをお開きください。 国庫支出金の療養給付費等負担金と、療養給付費等交付金の現年度分は、歳出の補正に伴う国及び東京都社会保険診療報酬支払い基金の負担分を計上するものであります。 また、過年度分は、平成14年度分の精算交付によるものであります。 高額医療費共同事業負担金は、交付額の決定に基づき減額するものであります。 国庫補助金の普通調整交付金は、平成13年度の介護納付金の精算確定に基づき減額するものであり、総合健康づくり支援事業は、交付見込みにより増額するものであります。 特別調整交付金は、国保事業の安定化の取り組みに対して新たに交付されるものであります。 特別対策費補助金は、退職被保険者等適用適正化の取り組みに対して、新たに交付されるものであります。 都支出金は、東京都の交付決定に基づき減額するものであります。 共同事業交付金は、東京都国民健康保険団体連合会の交付決定に基づき減額するものであります。 11ページの繰入金のうち、保険基盤安定繰入金の一般分は、軽減額の決定によるもので、保険者支援分は保険料収納額の確定によるものであります。 職員給与費等繰入金と出産育児一時金等繰入金は、歳出で説明いたしました理由により減額し、その他一般会計繰入金は、財源不足を補うため増額するものであります。 繰越金は、今回の補正に伴う所要額を充当するものであります。 よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(牛嶋剛君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--岩元議員。 ◆4番(岩元喜代子君) 1点だけお聞かせ願いたいんですが、出産育児一時金がこれだけ補正が行われる、その原因というか理由がわかりましたら教えていただきたいんですが。 ○議長(牛嶋剛君) 市民部長。 ◎市民部長(大貫忠浩君) 出産一時金でございますけれども、今年度につきましては、328人の方にお支払いいたしておりまして、実際には昨年と比べますと32人分の方が一応出産がなかったということになります。 ○議長(牛嶋剛君) 岩元議員。 ◆4番(岩元喜代子君) では、前年度よりも生まれた方が少なかったということですか。--はい、ありがとうございました。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第45号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第4 議案第46号 平成15年度立川市特別会計下水道事業補正予算(第2号) △日程第5 議案第51号 立川市公共下水道西砂川雨水第1幹線築造第8期工事請負変更契約 △日程第6 議案第52号 立川市公共下水道西砂川雨水第7幹線築造工事請負変更契約 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第4から第6までの議案第46号 平成15年度立川市特別会計下水道事業補正予算(第2号)、議案第51号 立川市公共下水道西砂川雨水第1幹線築造第8期工事請負変更契約及び議案第52号 立川市公共下水道西砂川雨水第7幹線築造工事請負変更契約、以上3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(青木久君) 議案第46号、議案第51号及び議案第52号について、一括して御説明いたします。 本案は、平成15年度立川市特別会計下水道事業補正予算(第2号)であります。 今回の補正額は2億8,671万5,000円の減額で、補正後の歳入歳出予算の金額は57億224万5,000円となります。 補正の内容を歳出から御説明いたしますので、補正予算事項別明細書の13ページをお開きください。 事業費の維持管理に要する経費の委託料は、緊急清掃箇所などの減に伴い減額するものであり、工事請負費と備品購入費は契約差金等を減額するものであります。 単独処理区管渠費の合流改善調査委託料は、積算基準が制定されたことに伴う減額であります。 工事請負費の桝設置は、申請箇所が当初の予定より少なかったため、枝線埋設・撤去は、入札差金による減額であります。 東京都協定管埋設負担金は、用地取得が困難となり、工事中止となったため、減額するものであります。 流域処理区管渠費のうち、北多摩1号処理区は、工事に伴う支障移設物件がなかったことに伴う減額であります。 北多摩2号処理区の工事請負費は、桝設置申請箇所が当初の予定より少なかったことによる減額であります。 東京都協定管埋設負担金は、用地取得が困難となり、一部工事が中止となったため減額するものであります。 補償補填及び賠償金は、支障移設物件がなかったことによる減額であります。 15ページにわたりますが、多摩川上流処理区の委託料の監督は、桝設置申請件数が当初の予定より少なかったため、実施設計と環境調査は入札差金等によりそれぞれ減額するものであります。 使用料及び賃借料は、借地面積が当初の予定より下回ったため減額とするものであります。 工事請負費の桝設置は、申請箇所の減により、汚水枝線埋設は不用額を、それぞれ減額するものであります。 西砂川雨水第1幹線築造第8期工事は、施工延長が減となったことなどに伴い減額するものであります。 西砂川雨水第7幹線築造工事と雨水枝線埋設工事は、推進工法の積算基準の改定等による減額であります。 補償補填及び賠償金は、水道・ガス等の支障移設物件が想定より少なかったため減額するものであります。 私道対策の委託料は、いずれも申請がなかったため減額するものであります。 工事請負費と補償補填及び賠償金は、申請がなかったことなどによる減額であります。 次に、処理場費の需用費は、電気料の不用額を、工事請負費は、契約差金などを減額するものであります。 17ページにわたりますが、流域下水道費、流域下水道建設費負担金は、計画変更に伴い減額するものであります。 流域下水道処理費負担金は、処理量の増加により補正をお願いするものであります。 公債費の利子は、平成14年度借入債の利率が当初の見込みより下回ったこと、歳計現金の不足に対応するための一時借り入れの不用見込み額を減額するものであります。 以上で歳出の説明を終わりまして、歳入について御説明いたしますので、前に戻りまして11ページをお開きください。 分担金及び負担金の下水道整備費負担金は、歳出の工事請負費が確定したことに伴う減額であります。 下水道使用料の減額は、冷夏と長雨等による使用料の落ち込みによるものであります。 国庫補助金と都補助金、市債は、事業費の変更等に伴い補正するものであります。 以上で歳入の説明を終わりますが、歳入歳出予算のほかに繰越明許費補正と地方債補正をお願いしておりますので、前に戻りまして3ページをお開きください。 第2表の繰越明許費補正は、東京都施工の協定管埋設工事2件は、工期延伸による東京都協定管埋設負担金の繰り越しであります。 立川市公共下水道西砂川雨水第1幹線築造第8期工事は、推進工事を昼夜連続施工としておりましたが、周辺住民の要望により昼間施工となり、年度内執行が困難となったため、繰り越しをするものであります。 4ページをお開きください。 第3表の地方債補正は、歳入で御説明しました市債の減額に伴う限度額の変更をお願いするものであります。 議案第51号について御説明いたします。 本案は、立川市公共下水道西砂川雨水第1幹線築造第8期工事の請負変更契約であります。 変更の内容は、本工事の推進工事は昼夜間連続施工として起工いたしましたが、沿道住民の要望により、昼間施工となったこと等による増額、また、推進工が昼間施工のみとなったことにより、工期の延伸とあわせ、契約金額を997万5,000円増額し、2億9,137万5,000円で、大日本・高松特定建設工事共同企業体を相手方として、随意契約いたしたいとするものであります。 なお、工事の内容につきましては、担当より補足説明をさせます。 次に、議案第52号について御説明いたします。 本案は、立川市公共下水道西砂川雨水第7幹線築造工事の請負変更契約であります。 変更の内容は、本工事の施工に際し、薬液注入工におけるガス管理者の施工条件に変更が生じ、ガス管の防護等により契約金額を63万円増額し、1億8,963万円で清水・上砂特定建設工事共同企業体を相手方として随意契約いたしたいとするものであります。 なお、工事の内容につきまして、担当より補足説明させます。 よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(牛嶋剛君) 環境下水道部長。 ◎環境下水道部長(小野勉君) それでは、議案第51号について補足して御説明申し上げます。 本工事は、平成15年6月の第2回定例会において、契約案件として御承認をいただいております。 議案書の1枚目をお開きください。 上段の案内図にお示しのとおり、施工箇所は、一番町五丁目及び同三丁目地内、立川市立松中小学校南側で、立川市道西36号線内でございます。 施工区間は立川市道1級14号線交差部から、立川市道西37号線交差部東側まででございます。 工事内容につきましては、下段の平面図にお示しのとおり、管路延長227.90メートル、内径2,800ミリメートルを推進工法により施工するものであります。 関係管路延長については、変更がございませんが、当初予定しておりました工事内容に変更が生じましたので、請負契約と工期の変更をお願いするものであります。 それでは、主な内容につきまして御説明申し上げます。 1点目でございますが、下段の平面図をごらんください。 管路延長227.90メートル、内径2,800ミリメートルと表示してあります右側が発進立坑になりますが、この推進工法は、昼夜連続施工で着手いたしましたが、近接の住民の方から、深夜の施工をしないよう要望があり、協力要請を重ねましたが御理解が得られませんでしたので、昼間施工で実施したため、推進機械の損料などを変更するものであります。 2点目でございますが、この平面図の左側が到達立坑になりますが、市道1級14号線と市道西36号線の交差点内の工事になり、交通量が多いため、交通管理者の指導により、夜間施工で設計いたしましたが、近接の住民の方から、先ほどと同様な要望があり、交通管理者と再協議を行い、昼間施工に変更するものであります。 3点目でございますが、到達立坑の下流側にガス管が埋設されております。ガス管への沈下等の影響が考えられることから、より安全性を確保するため、ガス事業管理者と協議をいたしましたところ、ガス管への影響測定をするように指導を受けましたので、測定器具の設置を新たにするものであります。 以上の理由により、契約金額を2億8,140万円から2億9,137万5,000円に、997万5,000円の増額変更するものでございます。 続きまして、工期の変更でございますが、先ほど御説明いたしました推進工法が昼夜連続施工から昼間施工となったことにより、1日当たりの作業時間が短くなり、当初計画より日進量が低下いたしましたので、以後の工事に鋭意努力いたしましたが、工期内の完了が困難になりましたので、工期を4月30日まで延期するものであります。 また、本工事は、国庫補助事業のため、国などへも、先ほど市長が御説明いたしましたが、翌年度にわたる繰り越しなどの手続を進めております。 続きまして、議案第52号について補足して御説明申し上げます。 本工事は、平成15年6月の第2回定例会において、契約案件として御承認いただいております。 議案書の1枚目をお開きください。 上段の案内図にお示しのとおり、施工箇所は、西砂町二丁目地内、立川市立西砂小学校南側で、立川市道西15号線内でございます。 施工区間は立川市道西20号線交差部から、立川市道1級15号線交差部まででございます。 工事内容につきましては、下段の平面図にお示しのとおり、管路延長345.45メートル、内径1,350ミリを推進工法により施工するものであります。 関係管路延長及び人孔形状については、変更がございませんが、当初予定しておりました工事内容に変更が生じましたので、請負契約の変更をお願いするものであります。 それでは、主な内容につきまして御説明申し上げます。 ページの下側平面図をごらんください。 この推進工法をいたします立川市道西15号線内には、ガス管が埋設されており、立川市道西21号線交差部東側から、立川市道西86号線交差部の手前までの間に、地盤改良を行うため、ガス事業者、管理者と工事に伴う確認協議をいたしましたところ、薬液注入に伴う削孔箇所の一部がガス管に近接していることから、より安全性を確保するため、新たにガス管の防護をするよう指導を受けましたので、このガス管の防護に必要となる器具の設置、撤去や交通整理要員などが追加となったところから変更するものであります。 以上の理由により、契約金額を1億8,900万から1億8,963万円に、63万円の増額変更するものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(牛嶋剛君) これより一括質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--堀議員。 ◆17番(堀憲一君) 議案第51号なんですが、これ先ほどの説明では、工事が昼夜間の工事を、住民の要望で昼間にしたということなんですが、そうしますと、夜間の分が約1カ月間伸びたという計算になるかと思いますけれども、当然、工賃というのは夜間と昼間では夜間の方が高いわけですね。昼間だけに絞ったということであれば、本来は作業工賃というのは安くなるはずなんですけれども、これは契約金額が高くなっていると。ここら辺の関係性を御説明いただきたいと思うんですが。 ○議長(牛嶋剛君) 環境下水道部長。 ◎環境下水道部長(小野勉君) 労務賃の方は、堀議員が御指摘のとおり、昼間になりますから安くなります。ただ、この機械自体が、損料で計算しております。そうしますと、1日の施工延長が落ちる関係で、現場に置く日数がふえることになります。そうしますと、このふえた分に対して、損料費が加算されますので、結果的に損料の方は高い結果から、工事費がふえたということでございます。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--五十嵐議員。 ◆3番(五十嵐けん君) 今、堀議員さんから質問があって、工賃の問題が出たんですが、この1,000万近くの、先に議案第51号の方ですけれども、内訳というのをもう少し詳しく示していただけたらと思います。 それで、初めは交通量の関係から夜もという話でしたけれども、大分これは都営松中アパートに近接していて、そういった夜やっても大丈夫かと、結構たくさんな世帯があるわけですから、そういったものを前もってお諮りというか、諮っていなかったのかどうか。 また、ガス管の問題でも、こういうものというのは、前もってわかるというのは難しい問題なんでしょうか。それは議案第52号でも同じ質問をしたいと思います。 52号の方も、63万円というわけですが、ガスを探知する機械の設置と交通員という、そういう意味の増額要因が上げられましたけれども、その内訳についても詳しく教えてください。 ○議長(牛嶋剛君) 環境下水道部長。 ◎環境下水道部長(小野勉君) 騒音等で工事の前に地元の方へ、どういうふうに対応しているのかということですけれども、音の場合、非常に感じ方に個人差があります。ですから、最初に施工する前に一通り自治会、それから、近辺にはPRして歩いています。その辺で音が出ることはきちんとお話ししますけれども、実際音が出てみて初めて、それを物すごくきつく感じる人と、個人差がありますので、その辺のところは今までにつきましては、現場で対応しております。どうしても推進工法の場合には、1カ所に長期間工事の関係でとどまります。 それと、もう一つは、昼間の場合はそんなに苦情はないんですけれども、その中で、推進工法で基本的には24時間やりますから、連続の深夜部分についてやはり苦情が多く寄せられる場合があります。ですから、音につきましては、個人差を見ながらやっております。 それと、環境確保条例の数値的にはクリアしているというふうに考えております。 それから、ガス管の防護が2件とも出ているけれどもということなんですけれども、私どもの方で設計する場合には、下水管がほとんど入らないとか非常に埋設するには厳しいという場合には、試験掘り等をして、きちんとガス管とかそういうものの位置も調べ、それから各管理者に話を聞いて、その必要なものについては設計に計上いたしますが、下水管が入るというような状況の場合には、どうしても施工する場合に、当初計画したときよりも占用位置がずれたりする場合がございます。そうした場合、どうしてもむだになる場合もあります。それから、道路によってはその試験掘りの1カ所が物すごく高価になるという場合もありますので、その辺のところはどうしても必要なものについては事前にきちんと試験掘り等をしますけれども、各管理者から資料を取り寄せて入ることが確認できれば、できた場合には試験掘り等はしないで、実際にやるときにやることが一番コスト的にかからないということで、そのような形をとらせていただいております。 それから、900何万の内訳なんですけれども、推進工法でふえるのが約980万、それから、到達立坑の施工が夜間から昼間になったことでマイナスの190万、それから、ガス管の、先ほどお話ししました測定機器がプラス70万、それから、あと大きなものでもう一つが交通整理員がマイナスの134万5,000円ということです。あと、細かいのがもろもろありまして、先ほどの金額ということでございます。 ○議長(牛嶋剛君) 五十嵐議員。 ◆3番(五十嵐けん君) 議案の第52号の場合は、内訳というのは63万ぐらい多くなっているわけなんですが、幾らぐらいになっているんでしょうか。お答えがなかったので、一応聞いておきます いろいろなその初めに工事やる前に、PRとかされるというようなところで、数値的にはクリアしていても、やはり騒音というのが出るというか、この皆さんも経験を積まれていけば、こういうケースでこういう家が近い場合は、やはり個人差があるといっても、深夜は初めからやめておいた方がいいんじゃないかとか、そういった判断というのを持つような基準というんですか、そういうものは施工に当たってというか、設計段階からというか、そういうところから考えられないのかどうか。逆にそういうことを考えていると、そういう時間とかかさんで、かえって非効率になるかという問題も含めて、今後こういった工事の品質管理なんかも含めて、確立していかなきゃいけないということはあるとは思いますので、そういった関連で、そういったことが可能なのか不可能なのか、お答えください。 また、ガス管なんかについても、もう少し前もって予測できるようなものじゃないんでしょうか。推進工法だとずれるということがあるから、わからないとかいうようなお話も少しあったと思いますが、その点についてもお答えください。 ○議長(牛嶋剛君) 環境下水道部長。 ◎環境下水道部長(小野勉君) 議案第52号の方の63万円の内訳でございますが、ガス関連で約54万円増になっております。それから、マンホールが少し支障物件の関係で1万2,000円ほど安くなっております。それとあと、交通整理員が4万5,000円ほど高くなっております。これが主な内容でございます。 それともう一つ、ガス管の件でございますが、ガス管の方の管理者から、施工に先立ちまして、管理図面を全部いただきます。それで、どうしてもその図面の位置と現地が合っていれば一番いいんですけれども、往々にして違っている場合がございます。その辺で、どうしても、先ほど申し上げましたけれども、下水管が入るということが予測というか必ずできるという場合には、試験掘りしていませんので、どうしてもその辺のところが少しでも私どもとしては安くしたいということで、結果的に変更で対応しているというような形になっております。 騒音対策の件なんですけれども、例えばシールド工法というのがもう一つ、推進工法、シールド工法、やっぱり立坑を掘って工事を施工するわけですけれども、シールド工法の場合、工期的に昼夜間が1年以上続くというような場合には、ちゃんと道路それから一般民有地も借り上げまして、防音壁ということで、騒音の出るところを全部囲うような形になりますけれども、どうしても推進工法の場合、長いといっても3カ月前後ということで、それと道路上で基本的には全部私どもでは済ませたいということで、近所の人には本当に御迷惑かけるんですけれども、その辺のところは御理解を願っているというところでございます。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本3議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本3議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより順次討論、採決を行います。 まず、議案第46号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第46号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第51号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第51号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第52号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第52号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第7 議案第47号 平成15年度立川市特別会計駐車場事業補正予算(第1号) ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第7 議案第47号 平成15年度立川市特別会計駐車場事業補正予算(第1号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(青木久君) 議案第47号について御説明いたします。 本案は、平成15年度立川市特別会計駐車場事業補正予算(第1号)であります。 今回の補正額は702万2,000円の減額で、補正後の歳入歳出予算の金額は3億9,348万6,000円となります。 補正の内容を歳出から御説明いたしますので、補正予算事項別明細書の9ページをお開きください。 事業費、一般管理運営に要する経費の土地借上料は、国有地借料が引き下げられましたため減額するものであります。 公課費は、課税売り上げの減に伴い、消費税を減額するものであります。 以上で、歳出の説明を終わり、歳入について御説明いたしますので、前に戻りまして7ページをお開きください。 使用料及び手数料の駐車場使用料の減額は、利用の減少によるものであります。 繰入金は、使用料の減少を補てんするため、駐車場建設基金から繰り入れ、立川駅北口第一駐車場取得費割賦金の一部に充当するものであります。 繰越金は、今回の補正に伴う所要額を充当するものであります。 よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(牛嶋剛君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第47号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第8 議案第48号 平成15年度立川市特別会計診療事業補正予算(第1号) ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第8 議案第48号 平成15年度立川市特別会計診療事業補正予算(第1号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(青木久君) 議案第48号について御説明いたします。 本案は、平成15年度立川市特別会計診療事業補正予算(第1号)であります。 今回の補正額は140万7,000円で、補正後の歳入歳出予算の金額は1億1,080万1,000円となります。 補正の内容を歳出から御説明いたしますので、補正予算事項別明細書の9ページをお開きください。 事業費は、インフルエンザの流行により利用者が増加したため、所要額を補正するもので、一般管理に要する経費の報酬は、非常勤嘱託職員の時間外相当分を、また、休日等急患診療に要する経費の需用費は、医薬品を補完するものであります。 以上で歳出を終わり、歳入について御説明いたしますので、前に戻りまして、7ページをお開きください。 使用料及び手数料の休日等急患診療費は、患者の増加に伴う増額補正であります。 よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(牛嶋剛君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第48号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第9 議案第49号 平成15年度立川市特別会計老人保健医療事業補正予算(第2号) ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第9 議案第49号 平成15年度立川市特別会計老人保健医療事業補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(青木久君) 議案第49号について御説明いたします。 本案は、平成15年度立川市特別会計老人保健医療事業補正予算(第2号)であります。 今回の補正額は7億2,847万9,000円で、補正後の歳入歳出予算の金額は101億7,922万2,000円となります。 補正の内容を歳出から御説明いたしますので、補正予算事項別明細書の9ページをお開きください。 医療諸費の医療給付費は、所要見込み額に不足が見込まれますので増額するものであります。 次に、歳入について御説明いたしますので、前に戻りまして7ページをお開きください。 支払基金交付金、国庫支出金、都支出金、一般会計繰入金は、歳出で説明しました医療給付費に対する法定負担分に基づき補正するものであります。 なお、国庫支出金等につきましては、次年度に精算交付される場合があります。 この結果、決算において歳入欠陥が生じ、当特別会計は赤字となることが予想されますので、事前に報告させていただきます。 この赤字につきましては、次年度に支払い実績に基づき精算交付されます国庫支出金等により完全に補てんされますので、これを財源に繰上充用することになります。 よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(牛嶋剛君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第49号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第10 議案第50号 平成15年度立川市特別会計介護保険事業補正予算(第4号) ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第10 議案第50号 平成15年度立川市特別会計介護保険事業補正予算(第4号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(青木久君) 議案第50号について御説明いたします。 本案は、平成15年度立川市特別会計介護保険事業補正予算(第4号)であります。 今回の補正額は1億3,600万9,000円の増額で、補正後の歳入歳出予算の金額は62億3,494万5,000円となります。 補正の内容を歳出から御説明いたしますので、補正予算事項別明細書の11ページをお開きください。 総務費、趣旨普及費、趣旨普及に要する経費の役務費の減額は、冊子小包郵便物の料金の変更によるものであります。 保険給付費、介護サービス等諸費の居宅介護サービス給付費、特例居宅介護サービス給付費、施設介護サービス給付費、特例施設介護サービス給付費、特例居宅介護サービス計画給付費と次の支援サービス等諸費の居宅支援サービス給付費、特例居宅支援サービス給付費、居宅支援サービス計画給付費、特例居宅支援サービス計画給付費は、各給付費の利用に増減があり、予算に過不足が見込まれますので、補正するものであります。 基金積立金は、保険給付費の増額分に充当する保険料に不足が見込まれますので、介護保険準備基金の積立額を減額するものであります。 以上で歳出を終わり、歳入について御説明いたしますので、前に戻りまして9ページをお開きください。 保険料、第1号被保険者保険料の現年度分特別徴収保険料は、第1号被保険者の増加が見込まれるため、現年分普通徴収保険料は、第1号被保険者数が当初の予定より下回るため、それぞれ増減するものであります。 国庫支出金の介護給付費負担金と、次の支払基金交付金、都支出金は、歳出で御説明いたしました保険給付費の増に伴うものであります。 戻っていただきまして、国庫支出金の調整交付金は、変更交付決定予定額が確定したことに伴い、減額するものであります。 繰入金、一般会計繰入金、介護給付費繰入金は、保険給付費の増額に伴う所要財源として充当するものであります。 また、その他一般会計繰入金の事務費繰入金は、郵便料の補正に伴うものであります。 次の介護保険準備基金繰入金は、保険給付費の増額に伴い、当該年度の保険料収入に不足が見込まれますので、繰り入れるものであります。 なお、今年度の繰り入れ予算の国庫支出金及び支払基金交付金、都支出金につきましては、決算においてそれぞれ歳入欠陥を生じることが予想されます。この結果、当特別会計は、赤字決算になることが見込まれ、このため、繰上充用をする予定であることを事前に報告させていただきます。 歳入欠陥分については、次年度に行う支払い実績に基づき精算交付されます国庫支出金及び支払基金交付金、都支出金により完全に補てんされますので、御理解をお願いいたします。 よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(牛嶋剛君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第50号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第11 議案第53号 立川市印鑑条例の一部を改正する条例 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第11 議案第53号 立川市印鑑条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(青木久君) 議案第53号について御説明いたします。 本案は、印鑑登録申請に伴う本人確認方法の厳格化により、第三者による虚偽の印鑑登録の防止を図るため、総務省通知「印鑑登録証明事務処理要領」の一部が改正されたことに伴い、立川市印鑑条例の一部を改正するものであります。 よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(牛嶋剛君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--大沢議員。 ◆18番(大沢豊君) この新たに加わった本人確認のできる書類等を持参させるというもの、具体的にどういうものを言っておられるのか。 それから、4番目のところに、市長が--市長がというか、口頭で質問を行って補足することができるというふうにありますが、具体的にどんなケースを想定しているかというのを2点だけお願いします。 ○議長(牛嶋剛君) 市民部長。 ◎市民部長(大貫忠浩君) 今度、新たに加わりました確認でございますけれども、まず、今までの方法でいきますと、まず住基カードの交付を他人になりすまして受けます。この場合、ほとんどBバージョンで顔写真になるのが全国で2件発生しておりますけれども、両方顔写真のあるものを発行します。身分証明書がない場合は、住基カードは本人に渡しません。後日、本人あてに住民基本台帳カード兼交付通知書兼紹介書というのを送ります。これを持って、私どもの方に来た段階で、住基カードをお渡ししたんですけれども、ここで2件ほどなりすましがございましたものですから、このほかに保険証でありますとか、口頭でというのは、家族構成とかいつ転入されたとか、2件ほど立て続けに問うと、そうするとなかなか2件急に聞かれますと、しどろもどろになるというのが大概普通の方だそうでございまして、こういったことで、なりすましを防ごうということで一応総務省の方からの指示に基づいて今回条例を改正いたします。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第53号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。   〔休憩 午後3時13分〕  -------------------   〔開議 午後3時25分〕 ○議長(牛嶋剛君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ------------------- △日程第12 総務委員会審査意見報告 △議案第11号 立川競輪場賃貸契約 △議案第42号 立川市組織条例の一部を改正する条例 △請願第1号 政党助成金制度の廃止の意見書提出に関する請願 △請願第4号 日米地位協定改正についての請願 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第12 総務委員会審査意見報告 議案第11号 立川競輪場賃貸契約、議案第42号 立川市組織条例の一部を改正する条例、請願第1号 政党助成金制度の廃止の意見書提出に関する請願及び請願第4号 日米地位協定改正についての請願、以上4件を一括議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。堀江委員長。   〔2番 堀江重宏君登壇〕 ◆2番(堀江重宏君) 平成16年第1回立川市議会定例会におきまして、本委員会に付託されました事件について、審査の結果、次のとおり決定をいたしましたので、会議規則第101条の規定により、御報告申し上げます。 議案第11号 立川競輪場賃貸契約については、全会一致で可決すべきものと決定をいたしました。 議案第42号 立川市組織条例の一部を改正する条例も、全会一致、可決すべきものと決定をいたしました。 請願第1号 政党助成金制度の廃止の意見書提出に関する請願につきましては、紹介議員への質疑がありましたが、採択に反対との御意見が多数で、不採択すべきものと決定いたしました。 請願第4号 日米地位協定改正についての請願については、全会一致、採択すべきものと決定いたしました。 審議の状況を若干御報告させていただきます。 議案第42号 立川市組織条例の一部を改正する条例については、4人の委員の方から質疑が行われました。 その主な審査の状況を御報告いたしますと、3年に1度の見直しと言っているが、活性化につながるのか。市民にわかりやすいものとなったのか。入札事件もあり、全体的に総括をすべきで、その上で改正すればよいのであって、3年ごとにこだわることはないのではないか。契約制度改革担当主幹が配置されたが、契約の手続論になってしまうのではないか。 一方、行政経営課があり、これらは行政のパフォーマンスにならないか。部長が2増、課長が2増、一方、係長、主査が10減となっており、係長の減は、現場軽視、市民サービスの低下につながらないのか。上に厚く、下に薄い感はないか。係長が廃止されるその布石ではないのか。 現在、高齢福祉課や児童課が1階と3階といったように分かれているが、改善すべきではないか。市役所の車が今でも建設部といったような古い部の名前が書かれてあり、市民から見れば、前の部があるように思えるが、改善を。 総合政策部に都市づくり課とあるのは、また、産業文化部が新設され、部長が農業委員、農業委員会事務局長兼務や、産業振興課の新設とともに、課長が農業委員会事務局次長を兼務となり、そのことで商工振興係や農業振興係となっている。一見農業重視と見えるが、部長が兼務でよいのか。また、商業振興は一貫した課題ではないのか。格下げではないのか。 子ども家庭部に女性総合センターとなると、女性は家庭にいろといった意味で見られてしまうのではないか。総合政策部に入れるべきではないか。早期に見直すべきではないか。 教育委員会に青少年係を残したのは疑問であり、学校はもっと地域に出てほしい。学校と地域がもっと密接になるべきではないか。女性の意見や市民の参加は重要で、総合政策部に入れるべきではないか。 財政部に契約課が入った理由は、落札率は80%台が望ましいと市長も言っていたが、効率面というか、むだ遣いはなくしていこうということかなどの御意見が出され、市側からは、30年前の組織改正が今の原型となり、職員の7割の意見を聞いた。行政としての経営改革が求められており、今回の改定は抜本的な改定を行った。契約制度については、主幹だけでできるものではない。プロジェクトをつくっていこうと考えている。主幹は、そのプロジェクトリーダーと理解いただきたい。係の増減で見ていただきたい。細分化した係を減らし、一つの仕事としてきっちりと見ていこうということ。また、つけるところには主査を配置しており、逆に主査を係にしたところもある。また、他団体から見ても、部長職、課長職が多いわけではない。レイアウトでは、ビル間の移動をさせない、しない。どうしても分散化が避けられないところを除き、集約していこうと考えている。 車に昔の部の名前が書かれている問題では、いろいろいい方法はあるか検討したい。都市経営の見地から、基地跡地問題に対応。地域計画づくりは都市計画課に入る。立川市は、農地が多い。部課長、係長すべてがかかわる。都市農業は、地産地消という面でも、農商が一体化、総合的産業政策としてタイアップすることが重要と考えている。 女性総合センターは、子ども家庭部というのは、ベストではないが、他の部よりもベターではないかと考えている。 青少年係は、相当議論をした。小中学校と地域の青少年、児童、一環した組織として16年度論議し、将来を見据えた対応が必要と考えている。市民参加が多く、じっくり時間をかけて話し合い、今後の市民参加のあり方など、市民の参加は重要課題であり、具体的に市民参加の活動を図る部としていきたい。契約制度改革には、最少のコストで最大の効果という財政的側面もある。 また、総じて今回の組織改正は、抜本的改正であり、部長の使命も極めて大きくなる。部の目的は何かを示していくことが、それぞれ求められていると考えているなどの御答弁がございました。 以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(牛嶋剛君) これより一括質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論、採決を行います。 まず、議案第11号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第11号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第42号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第42号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、請願第1号について討論はありませんか。--小玉議員。 ◆19番(小玉博美君) 私は、請願第1号 政党助成金制度の廃止の意見書提出に関する請願について、委員長の不採択すべきものと決定という報告に対し、反対の立場で討論を行います。 政党助成金は、もともとリクルート事件やゼネコン汚職、佐川暴力団事件など、企業と政治家をめぐる金権腐敗事件が相次ぎ、政治改革が叫ばれたとき、企業団体献金をなくすという口実で1995年から導入され、施行5年後にこれを禁止する措置を講ずるとしましたが、実際には昨年公表されました総務省の2002年の政治資金収支報告書では、政治団体全体の収入は、各党の収入に占める政党助成金の割合が軒並みふえ、1995年に制度が始まって以来、昨年7月までの交付を含めた8年半の間に、私ども日本共産党以外の各党が受け取った政党助成金の総額は2,650億円にも上ります。また、公共事業をめぐる口きき事件が問題となった企業団体献金が181億円という状況であります。 国民には政党を支持する自由も、支持しない自由もあります。政党助成金とは、国民の税金の山分けであり、支持していない政党にも献金することを事実上強制する、憲法19条の思想及び信条の自由を踏みにじる憲法違反の制度であります。国民がどの政党を支持するかは、一人一人の自由です。ところが、政党助成金は、自分の納めた税金が、自分の支持していない政党に強制的に回されることになる強制献金制度であります。政党の政治資金は、国民との結びつきを通じて、自主的につくるべきものであります。現に、我々日本共産党は、それを実践しています。税金からの受け取りは、この本来のあり方に根本的に反し、政党の堕落と国民無視の政治を助長する制度であります。 日本共産党は、当初から、政党助成金制度に反対し、助成法の成立以後は、助成金の受け取りを拒否していますが、憲法違反の支出である政党助成金はすぐに廃止すべきであります。有権者一人一人が、個人献金によって政治活動を支えるという当たり前の姿を実践してこそ、政治が本当に国民のものになるのではないでしょうか。 今、税金を分け取りし、企業団体献金との二重取りがとまらない状況に、奈良県上牧町議会、北海道小清水町議会を初め、地方議会からも反対の意見書が上がるなど、批判が広がっています。 本市議会でも、地方議会の良識を発揮し、この請願を採択すべきであり、したがって、委員長の不採択との報告に反対するものであります。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより請願第1号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 本請願は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(牛嶋剛君) 起立多数であります。よって、請願第1号は委員長報告のとおり不採択されました。 次に、請願第4号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより請願第4号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は採択であります。 本請願は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、請願第4号は委員長報告のとおり採択されました。  ------------------- △日程第13 厚生産業委員会審査意見報告 △請願第5号 安心して老後を暮らせるように公的年金制度確立を願う請願 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第13 厚生産業委員会審査意見報告 請願第5号 安心して老後を暮らせるように公的年金制度確立を願う請願を議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。清水委員長。   〔11番 清水孝治君登壇〕 ◆11番(清水孝治君) それでは、平成16年第1回立川市議会定例会におきまして、厚生産業委員会に付託されました事件につきまして、審査の結果を次のとおり決定いたしましたので、会議規則第101条の規定により御報告申し上げます。 請願第5号 安心して老後を暮らせるように公的年金制度確立を願う請願につきましては、審査の結果、不採択すべきものと決定をいたしました。 審査の内容につきまして、これ若干でございますが、御報告させていただきたいと思います。 まず、4名の委員の方から、市や請願者、紹介議員に対しまして御質疑がございました。 請願趣旨に対する国の動向や問題点、国際的な比較について、また今国会に提出されております政府与党改正案と、本請願提出時期の関係ですとか法案内容についての質疑がございました。 そして、その後、3名の委員から討論がありました。 採択すべき立場から、政府の年金改正法案は、保険料値上げ、給付引き下げを柱とする不信、不安をさらに強めるもの、立川市議会として市民の暮らしを守る立場で国へ本請願趣旨の意見を述べるときとの討論がございました。 また、採択に反対の立場から、すべての国民の願いである本請願要旨1、2にかんがみ、今国会に政府与党が取りまとめました国民年金法等の一部を改正する法律案が提出されました。その基本的考えは、少子高齢化に対応し、その上、持続可能な制度の構築と信頼の確保を目標とした内容である。見直しをしている今段階での意見書の提出は時期を逸しているとの討論でございました。 なお、1名の委員の方から、採決の場から退席するとの申し出がございまして、その後、採決がなされ、可否同数となり、委員会条例第14条第1項の規定によりまして、委員長において不採択と決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(牛嶋剛君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--上條議員。 ◆20番(上條彰一君) 厚生産業委員長への質問をさせていただきたいと思います。 この請願については、17日の委員会では可否同数ということになりまして、委員長の決裁で不採択となったわけでありますが、委員長は、不採択と判断をした理由をどのようにお考えなのか、御答弁をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(牛嶋剛君) 清水委員長。 ◆11番(清水孝治君) 自分なりには、不採択にした理由というものは持ち合わせておりますが、ルールによりまして、委員長報告につきましては、自己の意見を付さないということになっておりますのて、この場では差し控えたいと思います。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--上條議員。 ◆20番(上條彰一君) 請願第5号 安心して老後を暮らせるように公的年金制度確立を願う請願を不採択とする委員長報告に反対の立場で討論をいたします。 今、委員長に質問をいたしたわけでありますが、委員長の考え方というのはお聞きできなかったわけでありまして、大変残念に思うところであります。 今度の国会で審議されようとしている年金制度の改革法案の内容につきましては、厚生年金の保険料を現行の13.58%から18.30%、1.35倍に、国民年金の保険料は月1万3,300円を1万6,900円、1.27倍に引き上げる一方で、受け取る年金額は厚生労働省の試算を見ましても、15%も削減をされるという内容であります。 また、基礎年金への国庫負担の繰り入れを現行の3分の1から2分の1へ引き上げることが、前回の法律改正のときに明記されていたわけでありますが、この法案では、5年間も先送りをし、しかもその財源を年金への課税や定率減税の縮小や廃止、そして消費税の増税に求めようとしております。 このような年金改革法案は、国民に安心を与えるどころか、不安と不信をかき立てるものであり、改革などとは言えない改悪法案であります。 こうした年金改悪に対して、マスコミの世論調査でも、不安や不満が解消されると思うかとの設問に、88%という多数の方が解消されないと明確に答えているわけであります。年金制度の拡充は、保険料を引き上げなくともできるわけであります。財源としては、世界的にも例のない150兆円を超える巨額の年金積立金を計画的に活用することや、公共事業費の削減などによって賄うことができると考えます。老後を安心して暮らせるようにするために、公的年金制度を確立することは、政治の責任であります。そのために、この請願が求めている基礎年金への国庫負担を、法律に書かれているように2分の1に引き上げることや、保険料の負担増を避け、現行の給付水準を低下させないことは、至極当然なことであると考えます。 厚生産業委員会で、請願を不採択にした委員の討論で、国庫負担を2分の1に引き上げることや、保険料の負担増を避けることは、国民の願いと言いながら、請願を不採択にしたことは道理のないものであります。 質疑の中で、25年、50年先を展望してとか、50年、100年の安心などと言った委員がおりましたが、既に年金を受け取っている人たちに対しても、物価スライドによる給付額の削減が戦後初めて、昨年4月から行われ、0.9%、約3,600億円が減らされております。ことし4月からは、さらに0.3%の削減をすることが閣議決定された上に、99年から2001年の過去3年間の物価下落分についても、さかのぼって年金給付額を削減をする措置が法案には盛り込まれております。 この5年連続の給付減で、削減額は約1兆2,000億円にもなる見込みであります。今でさえ老後を支えられない年金が、さらに心細いものとなるのは明らかであります。 したがって、この請願を不採択とすることには道理がないものであり、委員長報告には反対をするものであります。
    ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--中山静子議員。 ◆16番(中山静子君) 私は、請願第5号 安心して老後を暮らせるように公的年金制度確立を願う請願に対し、委員長報告には不採択すべきものと決定とありますが、委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。 そもそも、年金制度において大事なことは、将来の給付と負担がどれくらいなのかということに尽きます。単純に、現在の保険料方式から税方式へと制度を変えたからといって、国民の負担が軽くなったり、年金がふえたりするわけではありません。その点、今回の政府与党の年金制度改革案は、将来の負担が過重にならないよう、極力抑制し、これ以上保険料は上げないという上限を、国民の皆様に明らかにしたものです。 また、現役世代の平均的収入の50%を上回る給付水準を維持しつつ、年金を支える力と給付とのバランスがとれる仕組みとする。 三つ目に、課題であった基礎年金の国庫負担割合の引き上げの道筋を示す、このことなどを骨格としているものでございます。これらは、いずれも年金制度の根幹にかかわる抜本的な見直しです。これにより、今後は、5年ごとに制度改正して、給付と負担を見直すことが必要なくなるとともに、国民が安心感を持てる安定した制度となるのです。まさに、年金100年、安心の抜本改革案であります。 今後、将来に向けて、中長期的な課題についての検討を進めるにしても、今回の改正は、少子高齢化が急速に進む中で、公的年金制度を持続可能で、安定的なものとする大改革なのであります。ぜひとも、今国会での成立をしたいと考えています。 給付と負担の見直しを先送りすることはできません。政府与党の年金制度改革案を批判し、抜本改革先送りなどと叫ぶのは結構ですが、制度の仕組みの変更のみで、負担と給付を明示しないまま、対案も示さず、これが抜本改革案と主張する議論こそ、国民に対して無責任と言わざるを得ません。 よって、請願第5号には委員長報告に賛成の立場の討論といたします。 以上でございます。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--大沢議員。 ◆18番(大沢豊君) 今回の請願第5号 安心して老後を暮らせるように公的年金制度確立を願う請願に、私は賛成の立場で討論いたします。 今回の請願、先ほど2人の議員からの意見がありましたけれども、基本的に行き詰まっているこの年金制度を解決するには、私はやはり国が制度として税金を投入する、そうした制度を目指さない限り、解決をし得ないのではないかというふうに思います。そして、今回の改正には消費税を入れていく、そうしたことが盛り込まれております。こうしたことに関しては、むだな公共事業をなくしていくということで取り組まなければならないというふうに思っております。 そういう方向でこの年金制度というものは改正していけるというふうに私は思いますので、賛成といたします。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--田中議員。 ◆14番(田中清勝君) 私は、請願第5号 安心して老後を暮らせるように公的年金制度確立を願う請願に関して、これは私としては、両方にも賛成できませんので、退席させていただきます。   〔田中清勝君退席〕 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより請願第5号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 本請願は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(牛嶋剛君) 起立多数であります。よって、請願第5号は委員長報告のとおり不採択されました。   〔田中清勝君着席〕  ------------------- △日程第14 環境建設委員会審査意見報告 △議案第12号 立川市道中54号線の廃止について △議案第13号 立川市道中55号線の廃止について △議案第14号 立川市道中57号線の廃止について △議案第15号 立川市道中58号線の廃止について △議案第16号 立川市道中59号線の廃止について △議案第17号 立川市道1級21号線の認定について △議案第18号 立川市道1級22号線の認定について △議案第19号 立川市道1級23号線の認定について △議案第20号 立川市道中54号線の認定について △議案第21号 立川市道中58号線の認定について △議案第22号 立川市道中139号線の認定について △請願第6号 独立行政法人都市再生機構法に対する国会の附帯決議の全面実現を要請する意見書提出に関する請願 △請願第7号 東京都住宅供給公社住宅の家賃値上げ反対についての請願 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第14 環境建設委員会審査意見報告 議案第12号 立川市道中54号線の廃止について、議案第13号 立川市道中55号線の廃止について、議案第14号 立川市道中57号線の廃止について、議案第15号 立川市道中58号線の廃止について、議案第16号 立川市道中59号線の廃止について、議案第17号 立川市道1級21号線の認定について、議案第18号 立川市道1級22号線の認定について、議案第19号 立川市道1級23号線の認定について、議案第20号 立川市道中54号線の認定について、議案第21号 立川市道中58号線の認定について、議案第22号 立川市道中139号線の認定について、請願第6号 独立行政法人都市再生機構法に対する国会の附帯決議の全面実現を要請する意見書提出に関する請願及び請願第7号 東京都住宅供給公社住宅の家賃値上げ反対についての請願、以上13件を一括議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。守重委員長。   〔27番 守重夏樹君登壇〕 ◆27番(守重夏樹君) 環境建設委員会審査意見報告をいたします。 平成16年第1回立川市議会定例会において、本委員会に付託された事件につきまして、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第101条の規定により報告いたします。 議案第12号 立川市道中54号線の廃止について、議案第13号 立川市道中55号線の廃止について、議案第14号 立川市道中57号線の廃止について、議案第15号 立川市道中58号線の廃止について、議案第16号 立川市道中59号線の廃止について、議案第17号 立川市道1級21号線の認定について、議案第18号 立川市道1級22号線の認定について、議案第19号 立川市道1級23号線の認定について、議案第20号 立川市道中54号線の認定について、議案第21号 立川市道中58号線の認定について、議案第22号 立川市道中139号線の認定について、以上11議案につきましては、全委員一致で可決すべきものと決定をいたしました。 なお、委員会の中では、審査に対しまして多少議論がありましたので、説明をさせていただきます。 本来、現地状況の確認をし、審査をし、議会の議決を経てからの道路廃止の手続をしておりましたが、これをしなかったのはなぜかというような御質問がございました。今回、議案につきましては、立川駅北口駅前土地区画整理事業を進めている区域内で、土地区画整理事業の仕組みにより、既に路線としての実態を失っていること、そして、土地区画整理事業における道路の引き継ぎでは、土地区画整理法第106条第1項の規定により、換地処分の公告の日の翌日に行うことを原則としており、106条第2項、第3項の規定では、換地処分の前に、あるいは換地処分の後に道路の管理等の引き継ぎができるよう定められております。当地域では、駅前の高度密集商業地区でもあり、移転計画に基づいて公共施設整備が段階的になることや、従来の道路の機能にかわる新しい道路が確保されないと、施行者として道路管理者に路線ごとの引き継ぎができないという地域の特性もあり、やむを得なかったという御説明がございました。 請願第6号 独立行政法人都市再生機構法に対する国会の附帯決議の全面実現を要請する意見書提出に関する請願については、全委員一致で採択すべきものと決定をいたしました。 なお、請願第6号につきましては、法律本文ではなく、附帯決議の意味合いについての御議論もありました。 また、請願者に対しまして、公団住宅の空き部屋の状況、住宅のクオリティー、今後の管理体制、家賃への影響、市内の家賃バランス等々、御質問がございました。補足して説明をさせていただきます。 請願第7号 東京都住宅供給公社住宅の家賃値上げ反対についての請願につきましては、本委員会での審査の一部内容を御説明したいと思います。 お一人の委員より、立川市政で直接かかわりはないが、東京都住宅供給公社への意見書提出ということで、今回の値上げは住民感情では、公社は黒字であるのに、平均すれば63%の世帯での値上げということで、真意を尋ねられました。 行政側からは、3年7カ月ぶりの改定であり、都内の住宅市場調査での個別での算定であり、今後も3年ごとの区切りで改定を行いたいとの公社側の考えが示されました。 一方では、お二人の委員より、市内外での公社間での家賃での均等化という、そういう意味合いでの値上げではないのか、高齢者の減免制度の利用状況や同一公社住宅内での値上げの世帯、値下げの世帯、その額の差、また公社住宅への募集時の競争率や定着率などの御質問がございました。 本請願の取り扱いにおきましては、お一人の委員より、東京都のことでもあり、問題がリアルにならない部分はあるが、市民の切なる思いで、激痛以外の何物でもない、採択すべきであるとの御意見がございました。 また、お一人の委員より、市内の問題ではないが、これまでの議論では、全体を見ての状況がわかりにくく、4月1日の改定に向けての意見書と期限が限られているものの、もっとやれることがあるのではないか、継続の御意見もありました。 継続と採決の両方の声がありましたが、継続少数となり、採決することになりました。お一人の委員が退席をされました。 採決に当たりましては、採択することに異議がございまして、起立多数により不採択と決しました。 以上、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(牛嶋剛君) これより一括質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論、採決を行います。 まず、議案第12号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第12号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第13号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第13号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第14号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第14号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第15号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第15号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第16号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第16号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第17号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第17号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第17号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第18号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第18号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第19号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第19号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第19号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第20号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第20号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第20号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第21号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第21号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第21号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第22号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第22号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第22号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、請願第6号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより請願第6号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は採択であります。 本請願は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、請願第6号は委員長報告のとおり採択されました。 次に、請願第7号について討論はありませんか。--上條議員。 ◆20番(上條彰一君) 請願第7号 東京都住宅供給公社住宅の家賃値上げ反対についての請願を不採択とする環境建設委員長報告に反対の立場で討論をいたします。 この請願は、居住者の生活実態にそぐわない家賃の値上げを強行することのないよう、意見書を提出してもらいたいというものであります。 今回の公社住宅の家賃値上げの内容は、全戸数の63%に当たる3万9,000戸で、平均で年額2万6,400円、最高で年額6万円の値上げとなるものであります。 立川市内の三つの公社住宅の場合、家賃が値上げされる戸数は全体の80%に当たる1,082戸で、平均の値上げ額は年額1万3,500円となります。今、公社住宅居住者は、2002年の居住者実態調査でも、世帯主が65歳以上となる世帯が約3割、年金受給世帯が4割以上で、いずれも5年前の調査より1割もふえております。世帯の年収も、5年前の590万円から476万円に114万円も激減をしております。今回の値上げは、こうした居住者の生活実態を全く無視したものであります。 さらに、住宅供給公社は、2002年度の決算で17億円の黒字となっており、今回の家賃値上げでさらに年間5億円もの増収を見込んでおります。このように、居住者の生活実態、公社の経営状態からも、家賃値上げには何の道理もありません。 しかも、住宅供給公社は、昨年5月に、アクションプランを発表し、市場家賃をもとに3年ごとに家賃値上げを行うとしております。これでは居住者はたまったものではありません。 委員会の質疑の中で、請願を不採択にした委員から、家賃の減免制度があるのではないかとの質問があったわけでありますが、この特別減額制度という制度は、2人世帯でも年間所得が278万円以下であるとか、高齢世帯の場合、主たる生計維持者の年齢が4月1日現在で満65歳以上であることなど、ごく限られた世帯しか対象としておらず、しかも減額の内容は、現在払っている家賃から少なくなるのではなく、現在の家賃か現在の家賃を上回る中間水準家賃を払うというものでありまして、これでは安心して住み続けることはできないわけであります。したがって、この請願を不採択とすることには全く道理がありません。 よって、委員長報告に反対をするものあります。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--五十嵐議員。 ◆3番(五十嵐けん君) 私も、請願第7号 東京都住宅供給公社住宅の家賃値上げ反対についての請願を、環境建設委員会の委員長報告の不採択とすることに反対の立場で討論をいたします。 長引く不況によって、国民生活が非常に苦しくなっている。また、2002年の内閣府の国民生活に関する世論調査では、国民の65%が日常生活で悩みや不安を感じており、自殺者もこの4年間連続で3万人を超え、生活苦、経済状況からの自殺もふえております。そういった社会状況は、立川市でも全く同じであり、さらにこの供給公社の住宅に住まわれている立川市民の皆さんに共通したことだと私は思っております。 こういった市民に負担がかかる中、家賃まで上がる、これではなかなか暮らしていけない人たちがふえていくのではないでしょうか。安心して暮らし、住み続けることができる、私は住宅供給公社の役割はそこにあるのではないかと感じています。黒字であるのに値上げをして、さらに増収をもくろむというようなことは、断じて許せない。 また、住まわれている皆さんとの合意なしの値上げにも納得ができません。富士見町住宅や富士見町東住宅などでは、反対の署名もほぼ全戸から集められているそうです。そういった反対の声を、この立川市議会でもきちんと上げていくことが必要ではないでしょうか。 ですから、私は、この家賃値上げ反対についての請願は採択すべきものと考え、委員長報告の不採択については反対するものです。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより請願第7号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 本請願は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(牛嶋剛君) 起立多数であります。よって、請願第7号は委員長報告のとおり不採択されました。  ------------------- △日程第15 文教委員会審査意見報告 △請願第2号 「日の丸・君が代」の押しつけ反対に関する請願 △請願第3号 教育基本法の改悪反対の意見書提出に関する請願 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第15 文教委員会審査意見報告 請願第2号 「日の丸・君が代」の押しつけ反対に関する請願及び請願第3号 教育基本法の改悪反対の意見書提出に関する請願、以上2件を一括議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。中山静子委員長。   〔16番 中山静子君登壇〕 ◆16番(中山静子君) 文教委員会の審査意見報告を申し上げます。 平成16年第1回立川市議会定例会において、本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第101条の規定により報告をいたします。 請願第2号 「日の丸・君が代」の押しつけ反対に関する請願は、賛成少数で不採択にすべきものと決定をいたしました。 審査の内容を一部紹介させていただきます。 初めに、紹介議員への質疑があり、続きまして3人の委員から質疑が行われました。その中で、都教委からの実施通達をどう受けとめているのか。入学式のあるべき姿をどう考えるのか。国旗・国歌法をどう承知しているのか。内心は束縛しないと言っていながら、強制して、今後来賓、保護者にも強制するようになるのではないか。あくまでも主人公は子どもたちであり、強制すべきではない。日の丸は侵略戦争を思い起こすもので、歴史的認識を持つべきだ。外国人に対しても嫌悪感を与えるものになるのではないか。外国人に対しての教育的な観点はどうとらえているのか等の熱心な質疑がなされました。 教育委員会からは、国旗を掲揚し、国歌を斉唱するものとするとの入・卒業式には学校行事の節目として、大事な出発となるものである。あくまでも子どもが主人公には間違いない。一生の思い出に残るような厳粛な式典を望む。国旗・国歌を尊重する態度を将来的に体現できるよう、環境づくりの場ととらえている。また、学習指導要領は、法律的なものであり、学習指導要領のもとに教育課程の中で位置づけられておるものである。職員として、規定されている、指導することが仕事として課せられている。思想の自由を侵害するものではない。国際的観点からも、自国の文化を尊重するとともに、国を尊重する態度、相手の国を尊重する態度と、お互いを認め合う心に通ずるものと考えるとの答弁がありました。 そして、討論がなされ、賛成討論2名、反対討論1名が行われました。 反対討論の中では、学習指導要領にのっとって指導しており、押しつけでも強制でもない。教師として守って指導するのが当然であるとの討論がありました。 採決の結果、賛成少数で不採択となりました。 続きまして、請願第3号 教育基本法の改悪反対の意見書提出に関する請願につきましては、賛成少数で不採択すべきものと決定をいたしました。 審査の経過といたしましては、3人の委員から質疑が行われました。 その一つに、請願の中でうたわれている教育の荒廃の原因は、成績をランクづけして公表して、あるいはいじめ、体罰の防止に積極的に取り組んでこなかった教育行政にあるが、そうなのかどうか。また、教育法改正が再び戦争への道を踏み出すとあるが、そのように考えるかどうか等の質疑がありました。 教育委員会からは、荒廃の理由は社会の大きな変化を理由としている。悪いものを見てきた、影響を受けてきたと考えられる。また、戦争への道を踏み出すということに対しては、そうは考えていないとの答弁がありました。 次に、人格の完成をうたった理念があるのだから、基本法を変えなくていいのではないか。また、教育振興基本計画もつくらなくてもいいのではないかとの質疑がありました。 これに対して、教育委員会からは、この基本法は昭和22年、憲法制定の年に同じく制定され、約60年経過している。このことから、社会の変化に伴い合致しないものもある。改正の経緯は、故小渕首相のときに、教育改革国民会議に諮問され、そして、答申が出たものである。その中で、現在は地域の教育力が失われてきている。また、家庭の教育力が低下している。社会性の規範意識の低下が見られる。これらを是正するためのものであり、理念を実現するために、今回の基本法の改正は必要であると考えられるとの答弁がありました。 そのほかに基本法が改正されたならば、少年犯罪は減るのか、家庭での教育環境はよい方向へ変わっていくのか、エリート教育になるのではないか、愛国心についてはどう考えるのか等、熱心なる質疑が交わされてまいりました。 そして、3人の方より、賛成討論2名、1名反対討論がありました。 そして、その反対討論の中では、この中教審の答申では、21世紀を切り開く心豊かでたくましい日本人の育成を目指すという理念のもとに、個人の自己実現と個性、能力、創造性の涵養、日本の伝統・文化の尊重、郷土や国を愛する心、国際社会の一員としての意識の涵養と8項目を示したものです。これは、新しい時代にふさわしい教育を実現するためには、現行の教育基本法に定める普遍的な理念は大切にしつつも、今後重視すべき理念を明確にする必要があると考える。事実かどうか疑わしい。またあるいは見解の相違の部分もあることから反対するとの討論がありました。 そして、採決の結果、賛成少数で不採択となりました。 以上で文教委員会の審査報告とさせていただきます。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(牛嶋剛君) これより一括質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--矢島議員。 ◆23番(矢島重治君) 委員長にお伺いしたいんですけれども、教育委員会の答弁として、先ほど委員長報告の中で、教育委員会の方の答弁として、教育基本法は改正するべきだという意味の報告があったように思うんですけれども、それはそういうことでよろしいのでしょうか。そこら辺のところをもう少し詳しく、どういう答弁をされたのか、御紹介いただきたいと思います。 ○議長(牛嶋剛君) 中山静子委員長。 ◆16番(中山静子君) これらを是正するためのものであり、理念を実現するために必要であると考えるという、そういう御答弁がありましたという御報告をさせていただきました。(「それだけじゃどっちかわからない」と呼ぶ者あり)--その前、ずっともう一度読まなくちゃいけないんですが。(「改正が必要だと言ったの、教育委員会は」と呼ぶ者あり)--そういうことは言っておりません。(「そういうふうに聞こえたんだよ」と呼ぶ者あり)--それでは、失礼いたしました。 改正するべき今度の教育基本法に対しては、社会の変化に伴い合致しないものもあるという理由で、また地域の教育力が失われてきている。また、家庭の教育も低下しており、社会性の規範意識の低下が見られる。こういうところから、これらを是正するためのものであるので、この理念を実現するために必要であると考えるという、そういう意味でありました。改正が必要である--それは言っていないですね。理念を実現するために必要であると考えるということでございます。 ○議長(牛嶋剛君) 矢島議員。 ◆23番(矢島重治君) 今のところ、理念を実現するために必要であるというのは、何が必要かということになると、改正が必要であるというふうに普通は聞こえるんですよね。だから、そうすると、教育委員会は、教育基本法の改正を必要と考えているということが委員長報告なわけなので、それがそうなのかというふうに聞いたんですけれども、そう言いながら改正が必要だとは言っていないというのは、少し委員長報告に矛盾があるのではないでしょうか。 ○議長(牛嶋剛君) 中山静子委員長。 ◆16番(中山静子君) 先ほどの質問自体が、基本法を理念は置いておくので、基本法は変えなくていいのではないか、何かそれに付随する教育振興基本計画もつくらなくてもいいのではないかという、これに対しての答弁として、基本法が改正されるに至る経緯というものが教育委員会の方から話されまして、そして、この是正するための今回の基本法改正であるという見解を述べていただいたわけです。 ○議長(牛嶋剛君) 矢島議員。 ◆23番(矢島重治君) 今の委員長の報告ですと、基本法を改正されるに至るということは、改正されたということですよね。改正されるに至るという経過を報告されということを言われているわけで、それは改正されたということですよね。いつから教育基本--基本法というのは教育基本法のことでしょう。それで、ここはかなり、ここでは教育委員会に質問はできないわけだから、ここでは明らかにしようがないわけだけれども、この後、もし改正が必要であるという教育委員会が言ったとすれば、それはこの後の論議になってくるので、そこでは大変しつこくて恐縮なんだけれども、そこのところを明らかにしていただきたいということにしているわけで、もう少しそこのところをきちんと御答弁をお願いしたいと思うんです。 ○議長(牛嶋剛君) 中山静子委員長。 ◆16番(中山静子君) この基本法自体は昭和22年につくられていまして、そして60年たっている。そして、教育改革国民会議に諮られて、諮問がされていた。その答申が出ているということですね。まだ、いまだ国では決定はされていないわけですし、今、協議会も持たれてきているわけですので、これから国では審議される問題であると私は受けとめております。 ○議長(牛嶋剛君) 志沢議員。 ◆22番(志沢実君) 今、若干質疑があるわけでありますが、教育基本法の改正問題というのは、かなり政治的な意味合いも含めて重要な問題なんですよね。それで、教育基本法の改正は必要だというふうに教育委員会が言ったんだという報告に聞こえるわけなんですが、いろいろ聞くとそういうことは言っていないということなので、教育基本法の改正は必要だと言ったのか必要でないというふうに言ったのか、この点だけもう少し明確にさせてもらって、場合によったらちょっと文教委員会、もう一回開いていただいてはっきりさせてくださいよ、こういう大事な問題ですから。 ○議長(牛嶋剛君) 中山静子委員長。 ◆16番(中山静子君) 教育委員会の方で、実現するために改正が必要であるというふうに断言はされておりません。 ○議長(牛嶋剛君) 志沢議員。 ◆22番(志沢実君) 断言はしていないという言い方は、断言はしていないけれども、含みとしてはあるんだというふうに聞こえるんですよね。だから、教育基本法の改正について、イエスと言ったのかノーと言ったのか、教育委員会が、このところをはっきりさせてください。 ○議長(牛嶋剛君) 暫時休憩いたします。   〔休憩 午後4時26分〕  -------------------   〔開議 午後4時27分〕 ○議長(牛嶋剛君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 中山静子委員長。 ◆16番(中山静子君) 教育長からは、答申の内容が報告されたわけです。イエスとかノーとかということは伺っておりません。 ○議長(牛嶋剛君) 志沢議員。 ◆22番(志沢実君) しつこくなって恐縮なんだけれども、イエスともノーとも言っていないという意味は、要するにこの答申なんだというふうに言っているわけですけれども、教育基本法の改正問題の議論で、イエスともノーとも言っていないということは、逆に言えば、現在の教育基本法を守らなくてもよいというふうに聞こえるわけですよ、これは。だから、教育基本法の改正問題という点に絞って教育委員会--教育長だと思うんですけれども、どういうことを言われたのかということをはっきりわかるように言ってくれませんか。(「改正すると言ったのか、改正は必要じゃないと言ったのか、その点はっきりすればいいんだ」「そんなこと聞いていないよ」「そういうやりとりはなかったんでしょう」「だから、当初の説明がおかしいんだよ、だったら。だから聞いているんだよ」「ないと言えばいいんだよ」と呼ぶ者あり) ○議長(牛嶋剛君) 中山静子委員長。 ◆16番(中山静子君) そういうことはありません。(「そういうことってどういうこと」と呼ぶ者あり) ○議長(牛嶋剛君) 志沢議員。 ◆22番(志沢実君) そういうことはないということは、教育基本法の改正を行うという、そういうことはないということなんでしょうか。 ○議長(牛嶋剛君) 中山静子委員長。 ◆16番(中山静子君) やりとりがありませんでした。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに御質疑はございませんか。--質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論、採決を行います。 まず、請願第2号について討論はありませんか。--早川議員。 ◆1番(早川輝君) 私は、請願第2号 「日の丸・君が代」の押しつけ反対に関する請願を採択すべきである、そういう立場で委員長報告に反対の討論を行います。 日の丸・君が代が5年前に法制化されましたけれども、法制化は学校現場への新たな強制を何ら含んでいるものではありません。当時の小渕首相も、今回の法制化に当たり義務づけを行うことは考えておらず、国民の生活に何ら影響や変化は生ずることにならないと、このように国会で答弁しています。これは、日の丸・君が代の法制化に対する国民の強制につながるのではないかという危惧あるいは強い批判に押されたものであります。 ところが、文部科学省は、学習指導要領によって、日の丸・君が代を教育の現場に押しつけています。そして、東京都の教育委員会は、都立学校への通達によって、日の丸・君が代の押しつけを職務命令の形で強行しています。学習指導要領を踏み越えた不当な職務命令であります。そして、その違反という理由で、200名余の教職員を処分とも報道されています。 今、政府や東京都の教育委員会が強行している押しつけは、民主主義の原則に背を向けた文字通り戦争と軍国主義の時代の遺物であり、教育者の良心を踏みにじり、学校教育の荒廃した現状を、上からの新たな統制で一層深刻なものにするだけであります。 私は、このように考え、日の丸・君が代の押しつけ反対に関する請願に言われているように、子どもや教職員に対するいかなる日の丸・君が代の強制も行わないこと、日の丸・君が代とその押しつけに賛成することを、子どもや教職員の入学、卒業、採用、昇進、その他の待遇の条件としないこと、こうした請願事項を立川市議会として国の機関に意見を申すべきであると考え、先ほどの委員長報告にこの点で反対いたします。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--中山ひと美議員。 ◆8番(中山ひと美君) 私は、日の丸・君が代の押しつけ反対に関する請願に関しまして、委員長報告である不採択すべきものと決定したことに賛成の立場で討論いたします。 まず、日の丸の国旗・君が代は国歌と決まっております。押しつけと申しますが、これは押しつけではなく、自分の国を愛する愛国心、そして私たちは日本人として生まれているわけですから、これは押しつけではなくて、自然に身につくものだと思っております。 そして、自分の国を愛せない者は他の国も尊敬できる、そして認めることはできないのではないかと考えます。これはやはり小学校それから中学校、私たちも歌ってまいりました。これは私は当然だと思っております。委員長の報告に賛成です。 以上をもちまして、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(牛嶋剛君) 五十嵐議員。 ◆3番(五十嵐けん君) 私は、請願第2号 「日の丸・君が代」の押しつけ反対に関する請願について、不採択とする委員長報告に反対の立場で討論をいたします。 1999年8月に日の丸・君が代を国旗・国歌であるとする法律が制定されました。国旗・国歌法の成立時に、政府は再三、強制するものではないと表明し、当時の野中広務自民党幹事長も強制しないと明言していました。 また、法律にも、尊重義務の規定は盛り込まれていなかったにもかかわらず、法制化以来、文部科学省と各地の教育委員会は、入学式や卒業式を中心として、学校の中の教育現場では、子どもと教師に対して日の丸・君が代の押しつけを強めています。 日の丸・君が代については、国民の中にさまざまな意見や思いがあり、日の丸は容認できるが、君が代は容認できないという人もいれば、その逆の考えもあります。また、日の丸・君が代は、かつて日本が行った植民地支配や、数々の侵略行為の象徴であり、日本国家の戦争責任がいまだ清算されないまま、不当に押しつけられることをよしとしない人たちもいます。そうしたさまざまな考えを前提とした上で、まず、日の丸・君が代の強制は、憲法が保障する精神の自由を侵すものであって、あってはならないものだと考えます。 そもそも文部科学省と各地の教育委員会は、リクリートからわいろを受け取った高石邦男文部事務次官を中心にして作成された1998年版の学習指導要領の指導するものとするという文言を根拠に、入学式や卒業式における日の丸・君が代の強制を行ってきました。強制の達成率を100%にすることを自己目的化し、教育委員会は校長に、校長は教職員に対して職務命令を出すという形で、行政的強権によって全国的に強制しようとしてきました。そして、職務命令に従わない者に対しては、繰り返し処分を出し、精神的な攻撃をかけ続けています。東京都教育委員会は、昨年10月23日に、都立学校に対して、日の丸・君が代に関する新たな通達と指針を出し、実施指針には入学式や卒業式などで、国旗を掲揚する位置や国歌斉唱の仕方や会場のいすの置き方や教職員の服装に至るまで事細かに示されています。 また、子どもや保護者にまでも起立を促すことも求めており、この実施指針が校長の職務命令になっていることから、これに従わない教職員は、服務上の責任を問われるとされています。その通達や指針は、学習指導要領でさえ規定していないような内容になっているのです。入学式や卒業式において、会場のステージ中央に日の丸を掲揚した上で、「起立、礼」という号令のもとに敬礼を強要し、式次第に明記された国歌斉唱の名のもとで君が代への伴奏を強制したり、起立し、声を出して歌うのを強いることは、人間としての一番大切な権利を踏みにじることです。みずからの考え方、よいこと、悪いことの基準、信仰のあり方から日の丸に敬礼したり、君が代の--(「信仰ってどういうことだよ」と呼ぶ者あり)--信仰心の信仰です。君が代の歌詞を声に出して歌うことをしたくない、してはならないと思っている子ども、教師、参会者にとって、その強制は自分の心そのものを裏切らなければならないという、一人の人間としての一番中心にある尊厳を侵されることにつながりかねません。憲法及び子どもの権利条約が保障する思想、良心、信教、表現の自由並びに意見表明の権利を侵害する日の丸・君が代の学校における一切の強制を直ちにやめるべきだと思います。なぜなら、人間は、自分の意思に沿わない思想の表明を強制させられない自由、沈黙の自由、特定の思想を一方的に押しつけられることを拒む自由、そして、押しつけられない自由を基本的な権利として持っているからです。 また、本来、教育内容の実施指針を事細かに示し、それにそぐわない、それに従わない者は処分を免れないようなやり方は、教育現場に最もふさわしくないものではないでしょうか。教育の場は、自分で考えられるように情報を提供し合い、相互に理解し合い、納得の上で行動することが重視されるべき場所のはずです。 よって、私は、日の丸・君が代の強制を直ちにやめると同時に、これらの職務命令に従わなかった教職員に対するすべての処分をやめ、今後一切行わないことを求めるものですので、この請願は不採択ではなく、採択すべきだと思います。 以上です。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより請願第2号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります 本請願は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(牛嶋剛君) 起立多数であります。よって、請願第2号は委員長報告のとおり不採択されました。 次に、請願第3号について討論はありませんか。--早川議員。 ◆1番(早川輝君) 私は、請願第3号 教育基本法の改悪反対の意見書提出に関する請願を採択すべきである、こういう立場で委員長報告に反対の討論を行います。 昨年3月、中央教育審議会が、教育基本法の改正と教育振興基本計画の策定を進めていただきたいとする答申を行いました。その後、政府与党の中で、教育基本法を変えようとする動きが強まっています。今、国民は、教育の問題を何とかしたいと強く思っています。しかし、教育基本法を変えようという動きは、その国民の思いに沿うものではありません。なぜなら、今日の教育が荒れている問題を教育基本法に求める根拠は全くないからであります。中教審の中間報告にあった現行の教育基本法は不十分との評価が答申で削られたことにも見られるように、中教審ですら、教育基本法に問題ありとすることはできませんでした。 にもかかわらず、なぜ教育基本法の見直しが進められているのか。その背景には、自民党などの中に、本当の意味の新しい理念を踏まえるのではなくて、愛国心で侵略戦争を正当化しようとする時代錯誤的な勢力が残存しているという事情があります。教育基本法見直しの必要がないばかりか、見直しは時代を逆行するものであります。今、大切なことは、基本法を改悪するのではなくて、その精神を教育の建て直しに生かすことです。教育基本法の第1条が規定している人格の完成を教育の目的に据えて、子どもたちを苦しめている管理と競争の教育を改めることです。 また、第3条が定めている教育の機会均等や、10条が規定する諸条件の整備確立の立場から、世界一高い学費や劣悪な奨学金を改善する。30人学級や私学助成の活用などに真剣に取り組むことこそが急がれます。そうしてこそ未来を切り開く希望ある教育にすることができます。 私はこのように考え、請願第3号 教育基本法の改悪反対の意見書提出に関する請願を不採択とする委員長報告に反対いたします。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより請願第3号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります 本請願は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(牛嶋剛君) 起立多数であります。よって、請願第3号は委員長報告のとおり不採択されました。  ------------------- ○議長(牛嶋剛君) お諮りいたします。 議事の都合により、本日の会議時間を2時間延長いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、本日の会議時間を2時間延長することに決しました。 暫時休憩いたします。   〔休憩 午後4時44分〕  -------------------   〔開議 午後5時0分〕  ------------------- ○議長(牛嶋剛君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第16 予算特別委員会審査意見報告 △議案第2号 平成16年度立川市一般会計予算 △議案第23号 立川市市民体育館条例の一部を改正する条例 △議案第24号 立川市学習等供用施設条例の一部を改正する条例 △議案第26号 立川市公園条例の一部を改正する条例 △議案第27号 立川市事務手数料条例の一部を改正する条例
    △議案第28号 立川市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例 △議案第35号 立川市行財政問題審議会条例の一部を改正する条例 △議案第36号 立川市公共施設整備基金条例の一部を改正する条例 △議案第37号 立川市地域づくり振興基金条例 △議案第38号 立川市非常勤職員給与等支給条例の一部を改正する条例 △議案第39号 立川市実費弁償条例の一部を改正する条例 △議案第29号 立川市学童保育所条例の一部を改正する条例 △議案第30号 立川市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例 △議案第31号 夢育て・たちかわ子ども21プラン策定市民委員会条例 △議案第32号 立川市中小企業事業資金助成条例の一部を改正する条例 △議案第40号 立川市消防団員の任用、給与、分限及び懲戒、服務等に関する条例の一部を改正する条例 △議案第41号 立川市図書館条例の一部を改正する条例 △議案第3号 平成16年度立川市特別会計競輪事業予算 △議案第4号 平成16年度立川市特別会計国民健康保険事業予算 △議案第33号 立川市国民健康保険条例の一部を改正する条例 △議案第5号 平成16年度立川市特別会計下水道事業予算 △議案第6号 平成16年度立川市特別会計駐車場事業予算 △議案第7号 平成16年度立川市特別会計診療事業予算 △議案第8号 平成16年度立川市特別会計受託水道事業予算 △議案第9号 平成16年度立川市特別会計老人保健医療事業予算 △議案第10号 平成16年度立川市特別会計介護保険事業予算 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第16 予算特別委員会審査意見報告、議案第2号 平成16年度立川市一般会計予算、議案第23号 立川市市民体育館条例の一部を改正する条例、議案第24号 立川市学習等供用施設条例の一部を改正する条例、議案第26号 立川市公園条例の一部を改正する条例、議案第27号 立川市事務手数料条例の一部を改正する条例、議案第28号 立川市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例、議案第35号 立川市行財政問題審議会条例の一部を改正する条例、議案第36号 立川市公共施設整備基金条例の一部を改正する条例、議案第37号 立川市地域づくり振興基金条例、議案第38号 立川市非常勤職員給与等支給条例の一部を改正する条例、議案第39号 立川市実費弁償条例の一部を改正する条例、議案第29号 立川市学童保育所条例の一部を改正する条例、議案第30号 立川市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例、議案第31号 夢育て・たちかわ子ども21プラン策定市民委員会条例、議案第32号 立川市中小企業事業資金助成条例の一部を改正する条例、議案第40号 立川市消防団員の任用、給与、分限及び懲戒、服務等に関する条例の一部を改正する条例、議案第41号 立川市図書館条例の一部を改正する条例、議案第3号 平成16年度立川市特別会計競輪事業予算、議案第4号 平成16年度立川市特別会計国民健康保険事業予算、議案第33号 立川市国民健康保険条例の一部を改正する条例、議案第5号 平成16年度立川市特別会計下水道事業予算、議案第6号 平成16年度立川市特別会計駐車場事業予算、議案第7号 平成16年度立川市特別会計診療事業予算、議案第8号 平成16年度立川市特別会計受託水道事業予算、議案第9号 平成16年度立川市特別会計老人保健医療事業予算及び議案第10号 平成16年度立川市特別会計介護保険事業予算、以上26件を一括議題といたします。 この際、委員長の報告を求めます。豊泉委員長。   〔30番 豊泉利夫君登壇〕 ◆30番(豊泉利夫君) 予算特別委員会の審査意見報告を申し上げます。 平成16年第1回市議会定例会において、本委員会に付託されました平成16年度一般会計予算ほか八つの特別会計予算並びに各会計予算に関連する17の条例の議案について、3月8日から12日までの5日間にわたり慎重に審査を行った結果、いずれも可決すべきものと決定いたしましたので、会議規則第101条の規定により御報告いたします。 最初に、審査の方法ですが、従前と同様、各会計また一般会計の各款に共通する事項について総括的に質疑を行い、その後、一般会計については歳入から各款ごとに、特別会計については会計ごとに、また、関連する条例につきましては、関連する款または各特別会計のところで一括という形で質疑を行い、最終日に討論、採決を行うという方法をとらせていただきました。 続きまして、審査の段階で各委員から出されました御意見などにつきまして若干申し上げたいと思います。 各会計また一般会計の各款に共通する事項につきましては、7名の委員から質疑があり、16年度予算編成の基本テーマ、本格化する少子高齢化社会や分権型社会に対応するための市民参加とそれを支える人材の育成という15年度に引き続き、「まちづくりは人づくりから」にかかわる基本的な考え方、市長の公約実現についての具体的な施策の展開、また、このたびの入札事件の原因究明と再発防止策、そして何よりも失われた市民からの信頼の回復に努めるためにも、わかりやすい市政や行財政改革、財政の健全化をさらに推し進めること、新庁舎建設に向けた市民参加、職員定数の適正化と人件費削減への取り組み、受益者負担に対する考え方、国の構造改革や大規模開発の影響による市財政の現状と運営の問題などについて、さまざまな御質疑や御意見がございました。 特に国民健康保険料や使用料等の改定につきましては、厳しい市民の暮らしへの影響と今回の入札事件による市民感情を考えると、とても納得できるものではないとの御指摘に対しまして、市長からは、「入札事件については、非常に申しわけなく、すべての責任は私にあり、市民の信頼回復に全力で努める。また、国民健康保険料や使用料等の改定については、財政状況の総合的判断、受益者負担の考え方から、やむを得ない改定であり、御理解を願いたい」との答弁がございました。 次に、歳入でございますが、第1款 市税では、経済の動向と市民税の関係についての御質疑があり、「厳しい経済状況のもと、市民の生活を守る立場として、受益者負担により、税の配分の公平性を保ちたい」との市長の答弁がございました。 また、収納率向上のための新たな取り組みもされることに対して評価するとともに、不良納税者に対する差し押さえについては、行き違いが生じないよう十分配慮されたいとの御意見もございました。 次に、第8款の国有提供施設等所在市町村助成交付金等では、国に対して固定資産評価相当額の交付、政令控除の撤廃による地方交付税交付団体と不交付団体の格差是正を引き続き強く求めてほしいとの要望がございました。 第14款 使用料及び手数料では、受益者負担の観点に立ち、家庭ごみの有料化を検討すべき、また自転車駐車場の有料化の早期実施を求める意見などの御質疑が交わされました。 学校校庭の貸し出し時の夜間照明の有料化などについて、本来目的があって無料でやったきたものについては、受益者負担の考えのもと、すべてを有料化すべきではない。まして、市民の生活が苦しい今、市財政が厳しいからといって、こうした料金改定で新たな負担を市民に負わせるべきではないとの御意見もございました。 第22款 市債では、臨時財政対策債の活用による高金利債務の借りかえなど、財政健全化、後年度負担の軽減に努めていることに対して評価する一方で、臨時財政対策債の本来の性格を十分認識した上での慎重な対応に努めるべきとの御意見がございました。 歳入については以上でございます。 次に、歳出についてでございますが、第2款 総務費では、職員のメンタルヘルスケア、ネームプレートの着用、社会人経験者採用などの人事面での御質問と、特命契約の見直しによる競争入札への転換、わかりやすい市政のための広報活動の充実、そして、新庁舎建設市民100人委員会などの市民参加の推進などについても御質疑が交わされました。特に新庁舎建設市民100人委員会については、市民案がまとまり、参加された方たちの積極的な姿勢に感動を覚え、今後、このような御意見をさらにちょうだいしていけるような市民参加のシステムづくりを構築されたいとの御要望が出ております。 また、くるりんバスについて、2年間の試行結果、市民懇談会を経ての見直しについての御質疑が多くの方から出ておりました。 昨年秋に開設した窓口サービスセンターについては、現在までの利用状況や、今後さらに開設日や時間の拡大などを考えているかとの御質疑に、担当からは、しばらくの間、現行のまま運営し、一定期間の利用状況等を把握した上で検討していきたいとの答弁がされております。 また、市長の公約であります立川サミットの実施の時期については一部の首長から、より広範囲にわたり実施されたいとの要望も出ているので、秋以降をめどに検討してまいりたいとの市長の答弁がございました。 このほか、新規事業となります経営改革プランや自転車総合計画策定、さらに男女共生社会の推進、文化振興条例、住基ネット、防災対策などの多岐多様な御質疑がございました。 第3款 民生費では、本格的な少子高齢社会に向けた子育て支援や高齢者への福祉サービス、さらに15年度から始まった障害者支援費制度などにつきまして、さまざまな角度から御質疑や御意見が出ております。 特に市財政の約4割を占め、国基準による施策に伴う市負担分などが大きく市財政に影響していることから、保育園の民営化や生活保護制度における自立支援策の充実について御質疑が集中いたしましたが、保育園については、市側も、民営化が必要との認識を持ちながら、今後の保育行政に当たっていきたいとの答弁が、また、生活保護の自立支援策については、充実に努めると同時に、本来の制度の趣旨を逸脱することがないよう慎重に対応されたいとの御意見が出されております。 また、担当から、立川は福祉についてこれまで手厚い施策をとってきた経過があり、これを後退させることなく今後の福祉施策を検討していきたいとの発言もございました。 子育て支援につきましては、保育園、学童保育所の充実や、待機児の解消のほか、夢育て・たちかわ子ども21プランの策定、ホリデースクール事業の拡充、乳幼児医療費の無料化などについても言及され、夢育て・たちかわ子ども21プランの策定については、子どもに関するさまざまな施策に横断的にかかわってくる今までにない施策となることから、大きな期待の声が寄せられております。 新規事業の障害者福祉計画策定については、数値目標を定めるなどして、わかりやすい計画にしてほしいとの御意見に、市側からも、可能な限りこたえたいとの答弁がされました。 さらに、高齢者福祉につきましては、見守りネットワークについて引き続き事業の拡充を求める御意見が、また、このほかにも福祉会館の日曜開館の取り組みや、シルバーピアなど高齢者に対する住環境の整備、シルバー人材センターへの委託事業と会員の仕事確保などについて御質疑がされております。 第4款 衛生費では、市民の健康を守るという観点から、市内医療機関に女性専門外来の設置を働きかけられたい。乳がん検診については、マンモグラフィー併用検診がより多くの方に受けていただけるよう事業の拡充に努められたいとの御要望と、新生児の聴覚検査の拡充、中高齢者の眼科検診の実施を望む声、さらには鳥インフルエンザなどに対する危機管理体制についての問題にも御質疑、御意見がございました。 また、看護専門学校の運営などの御質疑もございました。 ごみの減量とリサイクルの推進につきましては、せん定枝の資源化事業、生ごみの堆肥化などの実施状況の御質疑のほか、家庭ごみの有料化に対する考え方、粗大ごみの取り扱い、ペットボトルの不法投棄、家電製品の不法投棄、エコセメントの問題、清掃工場の移転計画などについての御意見、御質疑がございました。 環境問題では、1,4-ジオキサンや残留農薬に対する今後の対応、低公害車の導入状況についての御質疑がされております。 また、新年度から委託化される葬祭事業については、その準備状況や今後の運営について御質疑が交わされました。 第5款 労働費では、厳しい雇用情勢を踏まえ、中高年齢者への就労支援のほか、特にクローズアップされている若年層の就労支援についての御質疑がございました。 第6款 農林費では、都市農業の振興という観点からの体験農園と援農ボランティア事業の融合、有機農法の支援、さらには野焼きに対する御質疑が交わされました。 第7款 商工費では、空き店舗対策についのて現況、商店街の活性化やまちの回遊性への対応について、また、産業振興策としてのたま産業交流展について御質疑が交わされました。 また、消費生活相談における悪質な詐欺行為に対する未然防止策についての御意見がございました。 第8款 土木費では、完成間近となった立川駅周辺南北のまちづくり、今後の課題である西武線沿線のまちづくり、そして砂川中央地区のまちづくりについての御質疑が交わされたほか、さらには、市内のバリアフリー化の推進、基地跡地の区画整理事業、三鷹・立川間の連続立体交差事業の今後の財政負担、市営住宅の建てかえ計画、公園の整備計画や管理への市民参加など、さまざまな御質疑や御意見がございました。 第10款 教育費では、少人数指導と少人数学級についての御質疑、御意見が多くの委員から出されたほか、学校図書の整備、充実、特色ある学校づくり交付金、学校のバリアフリー、学校施設の改修への対応など、多岐にわたる御質疑がございました。 その中で、学校給食については、施設の面、運営の面から委託化を検討すべきではとの御意見がございました。また、統合によって廃校となる多摩川小学校については、現在、その跡施設利用が地域の方々と協議が行われていることから、この意見を十分反映させたものとなるよう努められたいとの御意見もございました。 新規事業である立川市教育フォーラムについては、初めての試みということで、期待の声が上がっております。 次に、特別会計でございますが、特別会計競輪事業におきましては、監査法人等の専門家による経営分析、外部専門委員を含めた検討組織の設置により、経営改善と事業の活性化を図ることに、その方向で努力されたいとの御意見と、存廃も含めた検討をすべきではとの御意見がございました。 特別会計国民健康保険事業では、保険料の改定に対する御質疑があり、国民健康保険事業の厳しい実態は、制度の抜本的な改革を求めるほかないとの共通認識のもと、保険料改定に対しては、やむを得ないとの御意見と、認められないという両極端な御意見に分かれました。 特別会計下水道事業におきましては、流域下水道整備の進捗状況、基地跡地の区画整理事業の下水道整備についての御質疑がございました。 特別会計駐車場事業では、駐車場建設基金のあり方の検討状況についての御質疑や、経営感覚を持った利用促進の方策を検討すべきとの御意見がございました。 特別会計受託水道事業では、1,4-ジオキサンが検出された水源井戸の調査について御質疑があり、住民の意見を聞きながら都と協議の上、細かい調査をされたいとの御要望がございました。 特別会計老人保健医療事業では、高額医療費の支給について御質疑がございました。 特別会計介護保険事業では、減免制度の拡充や現場での個々の対応などの御質疑が交わされ、さらに利用者が利用しやすい制度となるよう努められたいとの御要望も出ております。 以上が審査の過程で各委員から出されました御意見の一端でございます。 続きまして、各会計予算及び関連議案の討論、採決を行ったわけでございます。 まず、平成16年度一般会計予算につきましては、小玉議員、堀江議員及び大沢議員から、自転車駐車場使用料の駐車料金、財政調整基金からの繰入金、学校体育施設の夜間照明料、外国人児童生徒等指導員の報酬など、歳入歳出を合わせて6項目にわたる修正案が出されました。この修正案につきましては、起立採決の結果、賛成少数で否決し、改めて原案をお諮りいたしましたが、反対の立場で2名の委員から・ 新年度予算の特徴は、入札汚職事件という大変な不祥事が起こっている最中、これまでの大型開発による借金で年間100億円を回さなければならず、そのツケを2年連続の国民健康保険料の値上げや自転車駐車場の有料化、学校体育施設の夜間照明の有料化などとして、市民に押しつけるもので、認めることができない。・ 新年度予算は、わずかに縮小しているものの、例年と変わらない予算の組み立てで、入札事件に対する反省が見られないものとなっている。その中で、住基ネットなどに2,000数百万もの予算をつけるなどのさまざまなむだがある反面で、無料駐輪場を廃止し、有料化していくなどの弱者に選択の余地を残さない一方的な施策を行うなど、本当に弱い立場の人を支えていく、そういう姿勢が見えない。また、入札制度の改革により、落札率が下がれば、今回のようなさまざまな値上げも必要がなかったのではないか。などの理由から、反対との御意見がございました。一方、賛成の立場で4名の委員から、・ 新年度予算の大きな特色は、扶助費の増嵩などにより、民生費が一般会計全体に占める割合が42%を超えるに至り、大幅な財源不足を来しているという厳しい財政状況にありながら、基金の取り崩しや赤字市債の借り入れに安易に頼らず、職員定数の削減、給与の削減などの内部努力、事務事業の見直し、歳入の確保等などにより約13億円を捻出することで克服しようとする努力は、将来にかけて安定かつ持続可能な市政運営を行う上で、評価すべきものと認められる。・ いまだ厳しい財政環境の中、17万市民の生命と生活を守り、将来にわたる文化都市立川のまちを発展させていくための施策を構築し、予算化させるための御苦労を思わせる予算案であった。とりわけ市長5期目の最初の予算であり、選挙公約に掲げられた乳幼児医療費の就学前完全無料化を現行の2歳未満児から3歳未満児まで引き上げたことは、達成までの道のりはあるものの、前進と評価する。また、「人づくり」との視点を予算の基本テーマに置き、教育分野、市民参加の分野に新たな施策を講じたことは、高く評価する。・ 市財政を取り巻く厳しい環境の中においても、財政のやりくりをして、既存施策の維持や新たな市民の行政ニーズによくこたえており、特に本予算の基本テーマである「まちづくりは人づくりから」に沿った施策が、各世代さまざまな分野で展開されていると評価する。・ 平成11年以降、6年連続して対前年度予算額を下回っている中、特別指示事項として、行財政改革と財政健全化への取り組み、経営経費として事業存続を含め、徹底的な見直しを図り、さらに人件費、物件費での内部努力をし、経費削減での財源の捻出に対し評価をする一方で、長期総合計画の各分野ごとに重点指示事項を設定し、施策の優先性を定め、財源の重点配分を図っていることに、今後の市政運営への明るい展開が期待できる。などの理由により、賛成であるという御意見があり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 そのほか、条例案の議案第23号、議案第24号、議案第26号、議案第27号の4議案につきましては、全会一致で、また議案第28号は賛成多数、議案第35号、議案第36号、議案第37号、議案第38号、議案第39号、議案第29号、議案第31号、議案第32号、議案第40号、議案第41号の10議案につきましては、全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第30号につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたが、採決において、1名の委員が退席されておりますので、申し添えさせていただきます。 次に、特別競輪事業予算では、立川市の競輪事業は、通常の開催では赤字で、これを特別競輪や場外開催の黒字で補てんしている状況にあることから、こうした収益の余り上がらない事業については早急に見直し、終息を図るべきとの反対の御意見と、立川市の都市基盤整備にとって有益な事業であり、新年度予算において、事業の活性化を図る施策が新規に立ち上げられていることから、賛成するとの御意見があり、これにつきましても起立採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 次に、特別会計国民健康保険事業予算につきましては、小玉議員、堀江議員及び大沢議員より、歳入の国民健康保険料と繰入金に係る2項目の修正案が出されました。この修正案につきましては、起立採決の結果、賛成少数で否決し、改めて原案をお諮りいたしましたが、国民健康保険料の改定について市がやるべきことは、住民の生命や健康を守る自治体の役割に立ち返り、国にこそ第一義的な責任を果たすよう求め、市民に安易に負担を押しつけるべきではないという理由から反対との御意見と、本来、国が責任を持つべき事業であるが、高齢化の進展による医療費の増大が最大の要因であり、改定はやむを得ないという立場から賛成するとの御意見があり、これにつきましても起立採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 また、議案第33号につきましても、同趣旨の理由により、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 また、このほかの六つの特別会計予算につきましては、いずれも全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 以上、予算特別委員会の報告を申し上げますが、審査の過程で出されました要望意見につきましては、審査意見報告書に添付してございますので、ごらんいただきたいと思います。 また、堀江議員から、議案第2号 平成16年度立川市一般会計予算につきまして、少数意見の留保がされておりますことを申し添えまして、御報告とさせていただきます。 よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(牛嶋剛君) 次に、少数意見の報告を求めます。堀江議員。   〔2番 堀江重宏君登壇〕 ◆2番(堀江重宏君) 3月12日の予算特別委員会におきまして、私は、小玉博美委員の賛成を得て、議案第2号 平成16年度立川市一般会計歳入歳出予算について、少数意見の留保を行いましたので、会議規則第99条第2項の規定により、下記のとおり報告をいたします。 今回の予算の特徴は、何といっても入札汚職事件に対する市長の姿勢が問われていることであります。今、市民からは、入札汚職事件と値上げ問題について、職員もかんで談合をやり、不正入札で税金のむだ遣いをしておきながら、値上げを押しつけてくるとは一体何を考えているのかといった厳しい声が寄せられています。こうした声に、市長は、事件は事件、予算は予算であり、値上げは撤回できないと冷たい態度であります。大変な不祥事が起こっている最中に、市民にこのような痛みを押しつけることは、とても認めることはできません。値上げは撤回すべきであります。 今、中小業者や市民の暮らしは、長引く不況やリストラなどによって、大変厳しい状況にあります。こうした状況にあるにもかかわらず、小泉内閣と石原都政は、医療、年金、福祉など、社会保障予算を大幅に削減し、次々と負担増を押しつけてきています。小泉内閣の三位一体の改革では、市長は、全国知事会会長と同様、三位ばらばらの改悪というのが現状だとして、地方自治体に対する影響は大きい。引き続き基幹税を中心とした税源移譲を求めていくと答弁をされています。引き続き国や都に対しても、強く物を言っていくことを求めます。 新年度予算は、悪政で苦しんでいる市民に追い打ちをかけるものとなっています。財政調整基金の取り崩しと、いわゆる赤字地方債である臨時財政対策債の発行をゼロとし、歳入の面ではかなり健全な予算編成ができたとしていますが、これまでの大型開発による借金返済に追われ、年間100億円も回さなければならず、そのツケを2年連続の国民健康保険料(介護納付金分)の値上げや自転車駐車場の廃止、有料化、学校体育施設の夜間照明の有料化などとして、市民に押しつけています。 あわせて、西武立川駅の自転車駐車場問題や学童保育所の定員増については、議会で条例を提案することもなく、実態が動いてしまっていることはとんでもない議会軽視と言わざるを得ません。 介護保険の減免制度の拡充では、手持ち金(預金)の保有額を生活保護基準の1.5カ月分から150万円に拡充しましたが、さらに利用しやすいものに改善することを求めます。 教育の問題では、市長は、少人数学級を進めたいが、都に権限があり、困難だから、少人数授業を進めるとしましたが、これはもとより、市長選挙の際の青木久のプロジェクトその3にも、30人学級の実現と記載されているものであり、少人数学級の実現を棚上げすることは絶対に許されません。習熟度別の少人数指導は、差別意識を生むものであり、やめるべきであります。 また、外国人児童生徒等指導員の配置については、中国帰国者の会からの存続要望が出されているにもかかわらず、名称を変え、これまでの対応を後退させることは許されません。 さらに、多摩川小学校の跡地利用については、市民の意見を十分反映されるよう強く要望をいたします。 以上です。 ○議長(牛嶋剛君) これより一括質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論、採決を行います。 まず、議案第2号について討論はありませんか。--五十嵐議員。 ◆3番(五十嵐けん君) 私は、議案第2号 2004年度立川市一般会計予算に反対の立場で討論をいたします。 入札談合汚職事件において、次から次へと逮捕者を出し、逮捕された被告の裁判での証言から、次々と明らかになることがあり、助役が市の組織ぐるみの犯行による事件と認めたように、まさに談合業者、市職員、さらに市議会議員の関与が疑われるような政官業の癒着構造が見えてきた複合汚職事件に発展しようとしています。 私が、市の高値落札の実態などから、いち早く談合の疑惑を訴え、入札制度改革を何度も何度も提案したにもかかわらず、その提案を一部しか取り上げてこなかったことに対して、まず真摯な反省をしていただきたいと思います。 今、立川市にある疑惑は、大野木被告の証言やその弁護人の陳述や、皆木設備の皆木被告の証言などで得られるように、市長や助役というトップまでにも及んでいるものであり、裁判での証言と市議会での答弁との食い違いもあり、いまだにさまざまな疑惑が晴れていないところであります。 入札談合汚職事件の実態が明らかにならず、原因究明もいまだままならず、それゆえに再発防止策もとれていない中で、さらにトップの市長にまで疑惑が残されている中では、そのこと自体においても、その市長が提案する予算には賛成することはできませんが、今回の予算の内容自体にも賛成できない要因がありますので、反対の討論をします。 多くの国民にとって、最も切実な問題である景気は、実質的に一向に回復しておらず、さらに悪化をするという様相を呈しております。リストラや企業倒産などによる雇用不安に国民、市民がさいなまれているままです。それは、本市の個人市民税の減というところからも読み取れます。 また、経済の二極化も進み、貧富の格差が広がって、国民、市民の9割以上はさらに苦しい生活を強いられる状況が続いております。立川市は、国や都の官僚が主導する大規模プロジェクトを推し進めてきたために、市は多くの借金を背負い、年間100億円もの返済をしなければならず、経常収支比率も2002年度決算時で97.7%と非常に高い状況です。長引く大不況、財政難の中、市政には福祉の向上と財政再建を両立させる新しい発想がさらに求められていると思います。 特にむだな公共工事を行わず、必要なものでもその建設コストを可能な限り切り詰めることが必要ですが、今回の予算において、駅前のデッキ建設などのむだな公共事業などが温存される一方で、国民健康保険料の介護納付金分の値上げや、学校体育施設の夜間照明の有料化をし、立川市在住の団体にまで広げています。 さらに、外国人児童生徒指導員の配置の件については、存続の要望が高いにもかかわらず、その対応を大幅に後退させるなど、この予算を認めるわけにはいきません。 夢育て・たちかわ子ども21プランの策定のための引き続きの取り組みや、学校生活協力員、学級特別指導員や市民参加の進展など、評価できる点も多々ありましたが、以下5点、提案、要望をしまして、反対の討論とします。 まず第1に、入札談合汚職事件の徹底究明を行い、再発防止のために可能な限りありとあらゆる方策を2004年度中にとることです。特にこの件については、市民の意見をくまなく聞き、その声を生かす体制をつくり、進めるべきです。その上で、入札制度の改革をさらに積極的に進めることが必要です。入札談合汚職事件が起き、この問題はさらに急を要することになっています。前から言っておりますが、長野県、宮城県、明石市、松阪市、横須賀市や多摩市のように、入札制度の改革をした結果、公共事業費が1割から2割安くなっています。公正な競争によって、全公共工事の値段が2割安くなるような改革を行うことが必要です。立川市の場合は、2004年度では6億円以上の節約が可能になります。 まず第1に、指名競争入札から条件付き一般競争入札(ダイレクト型)への完全移行をし、すべて事後審査制にしていくこと。 第2に、地域要件の大幅な緩和と経審点数制限の緩和をするとともに、JV工事の大幅な見直しをすること。 第3に、さらに罰則規定の強化を図ること。 第4に、郵便入札を急ぐとともに、電子入札を早期に導入していくこと。 第5に、低入札価格調査制度の導入を図ること。 第6に、談合不正調査義務の明確化を図り、長野県のように、談合事件の追及経験のある弁護士や大学教授、公正取引委員会のOBなどを入れた第三者機関による強力な入札監視委員会をつくること。 第7に、広域行政による公共工事発注組合のようなものの創設を検討すること。 第8に、入札情報は、インターネットにより完全公開していき、入札をも公開、業者指名選定委員会の原則公開、こういうことを行うべきであります。 また、これは委託業務についても言えることであります。委託業務の平均落札率も高い水準のままです。特命随意契約から競争に変えていくことはもちろんですが、競争に移ったものも、同業者がずっと同じような事業をとり続けている現状にありますから、早期に改革を行い、一部条件付き一般競争入札に業務委託においてもそちらに切りかえることが必要です。 入札制度改革のほかにも、コンプライアンス条例や内部告発制度、さらに口きき、働きかけの文書化、情報公開制度を早急につくり、職員、議員ともに倫理規定の確立が必要です。 大きな第2点目は、不要不急の大規模工事はさらに少なくなってきているとはいえ、私は、立川駅駅前歩道立体化計画は、抜本的に見直すべき余地があると思いますので、さらに精査をいただいて、むだな公共工事にお金を使わないなようにしていただきたいと思います。少なくとも建設コストのさらなる削減を要望します。 大きな3番目には、市民参加、参画、情報共有、男女共同参画についてであります。 まず、市民参加が進んだとはいえ、まだ審議会や委員会などの市民公募枠、女性枠も目標を達成していない状況になっています。私は、やはり審議会、委員会の公募枠、女性枠は、目標自体を5割とし、その目標に向かって即達成すべきだと思っています。財政難のときにこそ、市民の意見を聞き、本当のむだを削っていくことが必要ではないでしょうか。 また、本市における女性の登用率が非常に低いことがわかりましたが、男女共同参画が建て前やお題目にならないよう、能力ある女性を積極的に登用していただきたいと思います。 4番目は、教育問題についてであります。 教育委員会は、情報公開を積極的に進め、子ども、教師、保護者、市民に情報を共有し、だれもが納得できるような教育体制の教育と、開かれた学校づくりをすべきと思います。市民からの要望が非常に多い、少人数学級の早期実現も要望いたします。 5番目に、安易な値上げではなく、市民主導の行政改革でむだを削って、子育て支援や教育、高齢者、障害者福祉、介護の充実とともに、不況対策としての中小企業への市の直接融資制度の創設を含んだ中小企業への支援や、不況にあえぐ商店街への支援を充実させること、脱焼却、脱埋め立てを目指して、ごみの減量化を一層目標を持って進めることを要望いたします。 以上です。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--若松議員。 ◆10番(若松貞康君) 私は、議案第2号 平成16年度立川市一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 平成16年度立川市一般会計予算は、依然として厳しい財政状況のもとに編成されたものであります。立川駅周辺の区画整理、再開発の効果から、法人市民税が11.6%、4億2,000万増となり、市税全体では0.4%、1億4,000万増となったものの、国の三位一体の改革により6,000万、都の第2次財政再建推進プランにより1億8,000万の影響を受けるなど、前年より縮小を余儀なくされております。 歳出については、扶助費の増嵩などにより、民生費が一般会計全体に占める割合が42%を超えるに至り、大幅な財源不足を来しております。これを基金の取り崩しや赤字市債の借り入れに安易に頼らず、職員定数の削減、給与の削減などの内部努力、苦渋の選択を迫られたものもある事務事業の見直し、歳入の確保策などにより、約13億円を捻出することで克服しようとする努力は、将来にかけて安定かつ持続可能な市政運営を行う上で評価すべきものであります。 本予算は、15年度に引き続き「まちづくりは人づくりから」を基本テーマに、明日を支える人づくり、地域を担う人づくり、職員の人材育成等に取り組むことを基本としており、重要な施策に市民参加の場を広げ、市政の透明度を増すとともに、市民が市政を自分自身のものとして考える方向性がより明確に打ち出されることに対し、議会も力を添えていくべきであります。 他方、民生費、特に生活保護費などの扶助費の突出は、今後も継続することが予測され、福祉のために市政が破綻することも現実味を帯びてまいりますので、これをいかに抑制すべきかを真剣に考慮すべきであり、また割高な人件費や運営費の一般財源などの問題を抱える公立保育園の民営化、学校給食の民間委託など、財政の健全化に向けて早急に検討をなすべきものでありながら、本格的な取り組みに至っていない現状を直視するならば、市政の抱える課題に正面から向き合い、市民間の話し合いの中から共感と納得の上で形成される施策の展開を期待できる本予算は高く評価されるところであります。 今般、市政の上に深刻な影を落としている水道工事に係る汚職事件を、未然に防止し得なかった議会、行政関係者ともども、痛恨の反省を持ちつつ、この事件解明への関係者の真摯な努力の結果が、正当に評価されないというようなことがないように、早期に原因が明らかにされ、確固たる再発防止の策が講じられることを願いながら、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--須﨑議員。 ◆9番(須﨑八朗君) 私は、議案第2号 平成16年度立川市一般会計予算、賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。 私は、乳幼児医療費に関しましては、所得制限を設けるべきというふうに考えております。 なぜならば、低所得者対策の位置づけのもとに、子育て支援としての経済的支援というふうに理解をしております。ゆえに、乳幼児医療費を除いて賛成とさせていただきます。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--矢島議員。 ◆23番(矢島重治君) 私は、議案第2号 2004年度立川市一般会計予算に反対の立場で討論をします。 反対の理由を幾つか上げさせていただきたいと思います。 第1は、立川市はあるいは立川市長は、地方自治の本旨に基づいて国及び東京都との基本的関係を正しく確立していないのではないかと思うわけであります。 例えば地方分権に伴う税財源の移譲など、小泉政権の三位一体、否三位ばらばら改革と言われる問題や、石原東京都政が強行している第2次財政再建プランなど、市民と立川市に大きな財政負担になるこのことに対して、東京都市長会や全国市長会を通じて要望をするなどということは行っており、それは当然でありますけれども、それだけではなくて、市長は、立川の市民の代表として、これらの問題に対する見解を明らかにし、直接国や東京都に要請や抗議を申し入れるべきであると思うわけであります。 また、新年度では、第2次基本計画を初めとするいろいろな計画が策定を予定されているわけでありますが、市民参加が強調されて、公募市民を含む審議会などが既に開催中、あるいはこれから開催されるという状況であるわけであります。しかし、幾つかの計画の策定については、その審議の前提に国及び東京都の各種計画が上位計画として位置づけられているのではないかと思うわけであります。これは、地方自治の本旨という点からも、また市民参加あるいは市民と行政の協働という点からも大変な問題があるものだと言わなければなりません。 第2には、都市経営の視点から施策全般を見直し、仮称経営改革プランを策定すると提案をしているわけであります。しかし、言うまでもなく、地方自治体は、営利企業ではありません。ここで改めて地方自治体の任務とは何か、公共サービスとは何かということを問い直さなければならないのではないかと思うわけであります。地方自治法第1条の2では、地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本とし、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとすると定めています。 また、市長は、予算説明の中でも、市民の暮らしと命をはぐくみ、市民福祉の向上を図ることは、地方自治体の長の責務と言っています。立川市が進めようとしている行政を都市経営の視点から抜本的に見直し、経営改革プランを策定するということは、これら地方自治法や市民が言う地方自治体の長の責務という点と矛盾をするのではないか、こう思うわけであります。 3点目は、受益者負担の適正化ということで、市民の負担増になる値上げや有料化などが行われるということです。国民健康保険料は、2年連続の値上げになります。苦渋の選択と言いますけれども、苦しく渋い、苦いを思いをしているのは市民です。自転車駐車場の有料化の拡大や再開についても同様です。自転車駐車場の有料化については、鉄道事業者に応分の負担をしていただくことなど、本格的な見直しをすべきだというふうに思います。また、自転車駐車場の有料化は、放置自転車の増加につながることも大変懸念されると思うわけであります。 長引く不況と小泉政権の構造改革によって、市民の生活はますます苦しくなっています。扶助費の増加が年々増加していること、そして市民税が減になっていることは、この市民の生活を端的に示しているというふうに思います。このような経済情勢と市民の実情の中で、福祉の充実こそを図るべきであり、値上げ、有料化は控えるべきであるというふうに思います。 第4は、都市づくりと商業振興についてです。立川市は、この間、都市づくりについて、JR立川駅周辺の開発を中心に進めてきました。そのため、立川駅の乗降客が多摩地域で1位というにぎわいや商業の活性化は、立川駅周辺、特に北口駅前周辺に集中することになり、市内の地域間の格差はますます拡大しています。この事態を解消し、各地域の商店街や個店を活性化することが必要だと思うわけでありますけれども、今までそのために回遊性のある商業振興策を強調してきています。 北口では、都市軸の活用がいわば目玉商品のように言われてきたわけであります。しかし、都市軸の活用は構造改革特区にならなかったこともあって、強調され期待されたほどのことにはならないように思うわけであります。したがって、商業振興策は、市内の個店や中小零細企業の現状を考えると非常に不十分であると言わなければなりません。 第5は教育についてです。 少人数学級は、少人数指導に変わりました。習熟度別指導は、落ちこぼれをなくし、底上げをしていく指導という面もあるわけでありますけれども、総合教育や特色ある学校づくりなどと関連して、できる子とできない子を選別する教育につながるという大変な危険性をも持っていると思います。 また、外国人児童生徒指導員等の配置については、ぜひ従来の形で続けていただきたいと考えています。この事業は、十数年前から始まったと思いますけれども、当初、中国残留孤児である帰国者の子どもたちのために指導員を配置するということで始まったと思います。私は、当時、中国帰国者の身元引受人などをさせていただいていましたから、その経験から、この指導員の配置は大変重要な、助けられたという思いがしています。今日、国際化と言われ、多くの外国人の児童生徒が来日している中で、この事業を縮小するようなことはあってはならないというふうに考えます。 最後に、入札談合汚職事件についても言わなければならないと思います。 入札事件再発防止調査委員会の委員長である助役は、再三にわたって、本委員会の目的は、再発防止であって犯人捜しではないということを強調されています。しかし、入札談合汚職事件の原因を究明し、再発を防止するためには、事件そのものの究明を徹底的に行うことが必要であり、入札問題にとどまらず、工事請負契約、委託契約、人事などに関する理事者を含む職員と議員と業者との癒着の実態をも究明する必要があるというふうに思います。これをなくして、本当の意味での改革はできないものと思うわけであります。ぜひともこれについては徹底した究明をして、再発防止をつくり上げていただきたいと考えています。 以上で反対討論とさせていただきます。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第2号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(牛嶋剛君) 起立多数であります。よって、議案第2号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第23号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第23号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第23号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第24号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第24号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第24号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第26号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第26号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第27号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第27号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第28号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第28号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(牛嶋剛君) 起立多数であります。よって、議案第28号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第35号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第35号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第36号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第36号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第37号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第37号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第38号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第38号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第38号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第39号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第39号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第39号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第29号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第29号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第29号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第30号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第30号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第31号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第31号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第31号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第32号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第32号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第32号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第40号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第40号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第40号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第41号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第41号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第3号について討論はありませんか。--五十嵐議員。 ◆3番(五十嵐けん君) 私は、議案第3号 2004年度立川市特別会計競輪事業予算に反対の立場で討論をいたします。 きょうの午前中の質疑においても、一般会計への繰出金が10億円だったものが2億減、競輪事業財政調整基金への積立金が1億円だったものが1,000円しか積み立てできないという売り上げの低迷の状態が予測以上に進んでいることが明らかになっています。私は、ギャンブルそのものを否定するものではありませんが、公共団体が財政的にギャンブルに依存していくということは、極力廃すべきだと思っています。 さらに、前々から言ってきました経営分析などを行っていただきたいということは、一歩前進ではありますが、まだ損益分岐点をはっきりさせておらず、デッドラインというものも決められておりません。もし予測不能な事態として一般財源をつぎ込むような事態になったときに、従事員や選手会に迷惑をかけずにソフトランディングできるように、まだ準備ができているとは言えません。私は、こういった事業をつかさどっている限りは、もしやのときに備えていくことが必要だと思います。その体制がまだ不十分でありますので、今回は一歩前進は認めますものの、まだ反対をいたします。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第3号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(牛嶋剛君) 起立多数であります。よって、議案第3号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第4号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第4号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(牛嶋剛君) 起立多数であります。よって、議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第33号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第33号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(牛嶋剛君) 起立多数であります。よって、議案第33号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第5号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第5号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第6号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第6号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第7号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第7号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第8号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第8号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第9号について討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第9号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第10号について討論はありませんか。--五十嵐議員。 ◆3番(五十嵐けん君) 私は、議案第10号 2004年度立川市特別会計介護保険事業予算に反対の立場で討論をいたします。 私たち市民の党は、介護は保険ではなく、税金による福祉でと訴え続けております。介護保険の最大の問題は、本来保険方式で行うのに無理があるものを、保険料で運営しているところにあります。定額の保険料は、低所得者ほど負担の大きい逆進性を持ち、取れるところからたくさん取るのではなく、ぎりぎりの暮らしをしている年金生活者からも強制的に徴収する制度であります。立川市で、低所得者を含めてたくさんの方々が安心して介護が受けられる減免制度がきちんと確立すれば、私も賛成するのはやぶさかではありませんが、今回、一歩前進があったものの、まだまだ減免制度が受けにくくなっている現状があります。保険料金を6段階以上にして、累進性をきかせ、さらなる利用料の減免を行い、市民が本当に介護を受けやすく、生活できるように配慮することが必要であると思います。その配慮がまだ不十分ですので、反対いたします。 ○議長(牛嶋剛君) ほかに討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議案第10号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。 本議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(牛嶋剛君) 起立多数であります。よって、議案第10号は委員長報告のとおり可決されました。  ------------------- △日程第17 議員提出議案第1号 65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第17 議員提出議案第1号 65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明は省略いたします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議員提出議案第1号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第18 議員提出議案第2号 食の安全確保と食糧自給率の向上を求める意見書 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第18 議員提出議案第2号 食の安全確保と食糧自給率の向上を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明は省略いたします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議員提出議案第2号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第19 議員提出議案第3号 地域における雇用対策の拡充強化を求める意見書 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第19 議員提出議案第3号 地域における雇用対策の拡充強化を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明は省略いたします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議員提出議案第3号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第20 議員提出議案第4号 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」の改正を求める意見書 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第20 議員提出議案第4号 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」の改正を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明は省略いたします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議員提出議案第4号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第21 議員提出議案第5号 日米地位協定の抜本的見直しに関する意見書 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第21 議員提出議案第5号 日米地位協定の抜本的見直しに関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明は省略いたします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議員提出議案第5号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。  ------------------- △日程第22 議員提出議案第6号 独立行政法人都市再生機構法に対する国会の附帯決議の全面実現を要請する意見書 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第22 議員提出議案第6号 独立行政法人都市再生機構法に対する国会の附帯決議の全面実現を要請する意見書を議題といたします。 提案理由の説明は省略いたします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議員提出議案第6号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第6号は原案のとおり可決されました。  ------------------- ○議長(牛嶋剛君) この際、お諮りいたします。 ただいまお手元に配付になっております議事日程(2)の事件を本日の日程に追加し、直ちに先議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議事日程(2)の事件を本日の日程に追加し、先議することに決しました。  ------------------- △日程(2)第1 議員提出議案第7号 立川市議会委員会条例の一部を改正する条例 ○議長(牛嶋剛君) 日程(2)第1 議員提出議案第7号 立川市議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明は省略いたします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。--御質疑はないものと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、よって、本議案は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論はないものと認め、これより議員提出議案第7号を採決いたします。 本議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第7号は原案のとおり可決されました。  -------------------
    △日程第23 立川市選挙管理委員会委員及び補充員選挙 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第23 立川市選挙管理委員会委員及び補充員選挙を行います。 念のため申し上げます。 選挙管理委員会委員及び補充員の定数はそれぞれ4名であります。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選の方法によりたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 次に、お諮りいたします。 指名の方法については、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法につきましては、議長において指名することに決しました。 立川市選挙管理委員会委員に立川市曙町一丁目7番12号 虎谷定藏氏、立川市曙町二丁目3番4号 初道良一氏、立川市砂川町四丁目45番地の5 卯月平吉氏、立川市錦町六丁目24番25号 和泉武彦氏、以上4名を。 また、立川市選挙管理委員会委員補充員に、立川市富士見町一丁目26番13号 楢原和穆氏、立川市砂川町七丁目12番地の14 山田昇氏、立川市富士見町二丁目24番16号 中野誠一氏、立川市富士見町二丁目27番16号 長谷川朗氏、以上4名を指名したいと思います。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました虎谷定藏氏、初道良一氏、卯月平吉氏、和泉武彦氏の4名の諸君を立川市選挙管理委員会委員の当選人に、楢原和穆氏、山田昇氏、中野誠一氏、長谷川朗氏の4名の諸君を、立川市選挙管理委員会委員補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました虎谷定藏氏、初道良一氏、卯月平吉氏、和泉武彦氏の4名の諸君が立川市選挙管理委員会委員の当選人に、また楢原和穆氏、山田昇氏、中野誠一氏、長谷川朗氏の4名の諸君が立川市選挙管理委員会委員補充員に当選されました。 なお、この際、お諮りいたします。 ただいま当選されました補充の順序については、議長において指名いたしました順序によりたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認めます。よって、補充員の補充の順序はただいまの指名順によることに決しました。  ------------------- △日程第24 委員会の継続審査の申し出について △請願第10号 固定資産税における償却資産に関する意見書提出の請願 △請願第11号 都市計画税の軽減措置を求める請願 △請願第12号 小規模非住宅用地の固定資産税・都市計画税の減免措置を求める請願 △請願第3号 「路上喫煙及びポイ捨てを禁止する条例」制定に関する請願 △請願第8号 浜岡原発震災を未然に防ぐことに関する請願 △請願第10号 浜岡原発の運転停止を求める請願 △請願第11号 (仮称)立川メッセ・ひこーき館建設に関する請願 △請願第12号 都市計画税の軽減措置を求める請願 △請願第13号 公共事業における賃金等確保条例(公契約条例)制定にむけた請願 △請願第9号 中央防災会議に浜岡原発震災専門調査会の設置を求める意見書に関する請願 △請願第8号 八ッ場ダム建設見直しの意見書提出を求める請願 △請願第4号 西砂川地域に市民体育館の建設に関する請願 ○議長(牛嶋剛君) 次に、日程第24 委員会の継続審査の申し出について 請願第10号 固定資産税における償却資産に関する意見書提出の請願、請願第11号 都市計画税の軽減措置を求める請願、請願第12号 小規模非住宅用地の固定資産税・都市計画税の減免措置を求める請願、請願第3号 「路上喫煙及びポイ捨てを禁止する条例」制定に関する請願、請願第8号 浜岡原発震災を未然に防ぐことに関する請願、請願第10号 浜岡原発の運転停止を求める請願、請願第11号 (仮称)立川メッセ・ひこーき館建設に関する請願、請願第12号 都市計画税の軽減措置を求める請願、請願第13号 公共事業における賃金等確保条例(公契約条例)制定にむけた請願、請願第9号 中央防災会議に浜岡原発震災専門調査会の設置を求める意見書に関する請願、請願第8号 八ッ場ダム建設見直しの意見書提出を求める請願及び請願第4号 西砂川地域に市民体育館の建設に関する請願、以上12件を一括議題といたします。 本12件につきましては、それぞれ各委員会から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第102条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牛嶋剛君) 御異議なしと認め、本12件は閉会中の継続審査に付することに決しました。  ------------------- ○議長(牛嶋剛君) ただいま、市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長。   〔市長 青木 久君登壇〕 ◎市長(青木久君) 発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 平成16年第1回定例会終了に当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。 今定例会も、皆様方の御理解、御協力によりまして、本日無事終了することができました。平成16年度予算案と関係議案につきまして、慎重な御審議を賜り、原案どおり可決していただき、まことにありがとうございました。 平成16年度予算編成に当たりましては、本格化する少子高齢社会や分権型社会に対応すべく、より一層の市民参加とそれを支える人材の育成が最も重要と考え、昨年に引き続き「まちづくりは人づくりから」を基本テーマといたしました。各種計画づくりや安全・安心のまちづくりなどの実践活動に、市民の皆様に参加していただくほか、計画策定過程でのパブリックコメントの導入やネット会議の開催など、多様な市民参加の仕組みづくりに取り組んでまいります。 また、税収の伸びに多くを期待できない中で、都市経営の視点から、施策全般を徹底的に見直し、地方分権時代にふさわしい新たな計画として、経営改革プランの策定に取り組んでまいる所存であります。議員の皆様には、御審議の過程で貴重な御意見や御提言、御指摘をいただきましたが、予算の執行に当たりましては、御教示いただきました点に十分留意してまいります。今後ともよろしく御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 最後になりましたが、入札事件での職員の不祥事につきましては、市政をあずかる責任者としてまことに申しわけなく、議員の皆様はもとより、市民の皆様に深くおわびを申し上げます。一日も早く原因究明と再発防止策を構築し、今回のことを教訓にして、原点に立ち返り、職員の意識改革、行政事務の抜本的な改革に取り組み、二度とこのような不祥事を起こさないよう万全を期し、市民の皆様からの信頼回復に努めてまいる所存でありますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。 なお、来る3月31日付をもちまして、部長職3名、課長職6名、係長職9名、一般職24名の合計42名の職員が定年退職いたしますので、この場をおかりして御報告いたします。 議会へ出席している部長職では大貫市民部長、羽生福祉保健部長、栗原教育次長が定年退職になります。 どうもありがとうございました。  ------------------- ○議長(牛嶋剛君) 以上で、今期定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。 これをもって平成16年第1回立川市議会定例会を閉会いたします。   〔閉会 午後6時32分〕上記、会議の顛末を記載し、その事実に相違ないことを証するため、ここに署名する。   立川市議会議長    牛嶋 剛   立川市議会副議長   矢口昭康   立川市議会議員    堀 憲一   立川市議会議員    大沢 豊...